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依然、人口減少及び高齢化(平成29.2末現在高齢化比率57.7%)に歯止めがかからず、また中心となる産業がない状況に変わりなく、そのため財政基盤が弱く類似団体を大きく下回っている。当面、行財政の効率化に重点を置き、財政の健全化を図る。
昨年度と同様低水準にある。類似団体とほぼ同様の水準となったが、財政の硬直化が顕著である。引き続き、補助財源の有効活用や基金の充当等によって数値改善を目指す。
昨年度とほぼ同様の状況である。これは職員の退職等により人件費は抑制傾向にある中、物件費の増加が硬直状態の一因と考える。既定経費の見直しや抑制により、更なる経費削減に努める。
引き続き、数値は算定されなかった。地方債の残高も減少傾向にあるが、普通交付税の縮減交付など明るい見通しがないことから、新規地方債の借入抑制等、健全化を維持したい。
特別会計等に対する繰出金の減少(-7百万円)により、数値が改善し、類似団体内並となった。しかし、当町の人口構造においては今後、社会保障関係の特別会計(国民健康保険、介護保険等)において、給付費が増額することが見込まれ、保険料の適正負担を検討する必要がある。
昨年度と同様、ほぼ類似団体内平均であるが、一部事務組合に対する負担金が増額(11百万円)となった。本町における景気回復はいまだ不透明であることから、引き続き民間団体に対する補助費が増加することが予想される。審査体制をより一層強化し、数値改善に努める。
前年と比較して、経常一般財源収入額が増加(+44百万円)したため、数値は改善されたが、既存事業の取捨選択の厳格化や新規事業の必要性を検討し、過大な費用とならないよう引き続き、歳出抑制に努める。
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