公共下水道 簡易水道事業(法適用) 農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用)
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普通交付税については前年度より減となったが、市民税、法人税ともに引き続き堅調で、市税徴収率全体で前年度の94.9%から95.6%にアップしている。特に、滞納繰越分の市税徴収率が12.3%から16.6%となっている。また、地方消費税交付金、自動車取得税交付金、株式等譲渡所得割交付金の大幅増により基準財政収入額が増となり、0.01ポイント回復した。類似団体内の平均より0.05ポイント上回っているものの、更なる歳出削減を推進するとともに、市税等の収納率98.5%を目標に取り組み、財政基盤の強化を図る。
人件費、扶助費、補助費等は前年度と比較して増加したが、公債費の減と、維持補修費が市道除雪委託料の大幅な減により約32.5%減少し、それに伴う経常一般財源の比率が低くなっている。類似団体と比較して1.0ポイント下回っており、前年度と比較すると1.9ポイント改善した。人件費は給与改定により増となった。扶助費の増は、児童福祉費関係の制度改正と、社会福祉費の利用者増によるものである。補助費等の増は、一部事務組合負担金の増が主な理由である。今後も経常経費の削減と起債の抑制を図り、財政の健全化を図る。
人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均と比較して48,278円少なく、前年度よりも3,182円減となった。災害に係る土砂処理委託料やがれき運搬等委託料の終了と、新文化会館整備事業の備品等の購入が終了したことによる物件費の減。市道除雪委託料の大幅に減ったことによる維持補修費の減が大きく影響している。引き続き歳出削減に取り組む。
国家公務員の時限的な給与改定特例法による措置が無いとした場合の参考値は、平成23年度は97.7、平成24年度は97.7となる。また、昨年度より0.6ポイント、類似団体より1.7ポイント上回っており、引き続き給与の適正化に努める。
人口の減少により前年度よりも0.02ポイント増加したが、前年度から5名の減を行うなどの効果もあり、類似団体平均よりも2.24人少ない人数となっている。今後も適正な定員管理に努めていく。
前年度より0.7ポイント改善したが、依然として類似団体平均と比べて1.8ポイント高くなっている。今後5年くらい横ばいで推移する見込みだが、平成21年度から始まった中学校再編及び学校耐震化事業等の大規模公共事業の償還が平成25年度から始まったことや、新文化会館整備事業に係る償還が始まるため徐々に悪化し、10年後には15%台まで見込まれる。引き続き繰上償還や減債基金への積立を行い、健全な財政運営を図っていく。
公営企業債等繰入見込額の大幅減、一部事務組合への負担額の減、職員定数の3名減による退職手当負担見込額の減、これらにより将来負担額が減少した。また、新文化会館・災害対応のため昨年度までできなかった財政調整基金の増、ふるさと納税の増加により地域振興基金の増など、充当可能基金が増えた。これにより昨年度より13.5ポイント回復はしたが、依然として類似団体平均を大きく上回っている。計画的な繰上償還による地方債現在高の減、財政調整基金、減債基金等の積立による充当可能基金の増額に努め、財政の健全化を図る。
職員数は、給与改定で増加したが、前年度より5名減となったことにより前年度より0.9ポイント増加した。しかし、類似団体平均より1.7ポイント上回っており、平成28年度には平成26年度の3%減をするなど、なお一層の行財政改革に努める。
類似団体平均と比較して2.4ポイント低く推移している。物件費の額自体は、災害に係る土砂処理委託料、がれき運搬等委託料の終了と、新文化会館整備事業の備品等の購入が終了したことにより減少したのだが、前年度充当していた委託料に入る特定財源が減少したため、0.7ポイント増加した。
生活保護費は医療扶助費の減により昨年度より減少したが、児童福祉費関係の制度改正と、社会福祉費の利用者増により額が大きく膨らみ、昨年度と比較して0.8ポイント上回った。類似団体と比較して0.4ポイント上回っており、今後もこの傾向は続くと見込まれる。
市道除雪委託料に係る維持補修費が大幅減となったこと、新文化会館ハード事業の普通建設事業が終了したこと、災害復旧事業の減少により、昨年度より1.4ポイント減少した。類似団体と比較しても1.4ポイント下回っているが、今後も適正な管理に努めていく。
補助費等の額自体は前年度より14.5%程度増加しているが、経常収支比率は1.6ポイント減少した。その理由としては、一部事務組合負担金等が増加したものの、補助事業である地方創生事業に係る補助費等が多く、充当財源とできたためである。類似団体より2.3ポイント上回っており、補助金等のうち慣例的に行っているもの、既に目的を達したものなどを精査して金額の縮小に努める。
これまでの繰上償還効果や低金利への見直しなどの効果により、昨年度より1.3ポイント回復し、類似団体平均より1.6ポイント下回っている。しかし、今後、平成25年26年に発生した災害復旧事業や、新文化会館整備事業に係る元金償還が始まると数値が悪化し、10年後には実質公債費比率が15%台まで見込まれるため、計画的に繰上償還を行い、より一層の公債費抑制に努めていく。
新文化会館のハード事業の終了により、普通建設事業に係る経常収支比率の減、市道除雪に係る維持補修費の経常収支比率の大幅減により、昨年度より0.6ポイント減となったが、類似団体と比較すると0.6ポイント上回っている。今後、より一層の歳出削減に努めていく。
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