島根県雲南市：特定地域生活排水処理の経営状況

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経営比較分析表（2023年度）

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

水洗化率

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率経常収支比率は100％を超えている。④企業債残高対事業規模比率企業債残高に対する一般会計負担額が高いため類似団体の平均値を大幅に下回っている。⑤経費回収率R4、R5と段階的に使用料を改定し、使用料収入が増加したが、依然として、使用料で回収すべき経費を使用料で賄えていない状況であるため、適正な使用料を検討していく必要がある。⑥汚水処理原価有収水量１㎥あたりの汚水処理費用が高く、類似団体の平均値よりも高い原価である。効率的な汚水処理が実施できていない状態である。⑧水洗化率処理区域内で水洗便所を設置して汚水処理している人口の割合が100％である。

老朽化の状況について

供用開始が平成2年で布設から33年経過している。今後、機器設備類の老朽化に伴い修繕費用が必要になってくると想定される。

全体総括

R4年度、R5年度と使用料の改定を行っているが、人口の減少などによって有収水量が減少している。今後も適正な使用料について定期的に見直ししていく必要がある。今後、設置基数の増加により、維持管理費も増加してくる。今後、維持管理の効率化（維持管理経費の削減等）を検討し、経営基盤の強化を図り、持続可能な事業経営を行う必要がある。また、経営の透明性を向上させ、事業の経営健全化のため、R6年度から公営企業会計を適用することとしている。

出典：経営比較分析表,

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