岩手県八幡平市:特定地域生活排水処理の経営状況(最新・2024年度)
岩手県八幡平市が所管する排水処理事業「特定地域生活排水処理」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
本事業は、市内全域において毎年個別浄化槽の整備を進めている。事業着手から21年が経過し、法定耐用年数(28年)の到来が迫りつつある個別浄化槽もある。令和6年度も、市内全域における使用戸数の増加に伴い、維持管理業務委託料、汚泥引抜清掃手数料が大幅に増加したことで、①経常収支比率及び⑤経費回収率が減少し、⑥汚水処理原価が増加した。なお、現在は普及段階にあり、⑦施設利用率は高い状態が続いているが、今後においては設置箇所の未使用(空き家の増加等)による施設使用率の減少が懸念される。①経常収支比率100%以上、⑤経費回収率100%未満の状態が続いており、使用料収入のみでは費用を賄えず、一般会計繰入金に依存した経営状況となっている。今後も施設整備に伴う水洗化人口の増加が期待される一方で、汚水処理費(維持管理委託料、汚泥引抜清掃手数料、薬品費)の増加が見込まれる。令和4年度に、公共下水道事業区域の縮小に向けた見直しを行い、令和5年度より本事業の区域が拡大した。集合処理区域を縮小したことによる個別浄化槽区域の拡大に伴い、更なる個別浄化槽の新設が見込まれることから、安定した事業経営の実現に向けて、引き続き経費の更なる抑制に努める。
老朽化の状況について
令和2年度の地方公営企業法適用から5年目であるため、①有形固定資産減価償却率は少ない率として表示されているが、1で示したとおり、供用開始から法定耐用年数の半分を経過した個別浄化槽が年々増加しており、資産全体として減価償却が進んでいる。また、老朽化等に伴う修繕費が発生するようになり、今後においては修繕費も増加が見込まれる。このことから、資金量(1の③流動比率)の動向を注視しつつ、資産全体の状況を勘案し、そのつど設備・機器等を交換・修繕するなど、浄化槽の長寿命化を図りつつ、将来の更新需要に備え、更新費用の抑制や平準化を検討する。
全体総括
計画的に企業債を借入れ整備を進めており、企業債残高(④企業債残高対事業規模比率)は年々減少しているが、類似団体平均値よりも大幅に多い。また、資金量を維持(1の③流動比率200%以上)しているが、今後においては施設整備を実施する予定であることから、「資金量の減少」が懸念される。また、技術職員の平均年齢が50歳近い現状から、今後施設整備を実施していく中で「技術職員の確保(技術の継承)」が課題となる。そして、近年における物価高騰が維持管理費等の増加に繋がり、経営状況に影響を及ぼしている。このため、安定経営と事業推進のバランスを図るよう、令和5年度に策定した経営戦略(改訂版)の財政シミュレーションを検証しながら、管理手法等の見直し、適正な使用料及び一般会計繰入金のあり方、加入促進策等を検討する。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定地域生活排水処理の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の八幡平市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。