事業・施設概要
| 都道府県 | 石川県 | 経営主体 | 輪島市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定地域生活排水処理 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | K2 |
| 行政区域内人口 | 20,455人 | 現在処理区域内人口 | 1,428人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,428人 | 現在処理区域面積 | 1,680ha |
| 晴天時現在処理能力 | 826m³/日 | 下水管布設延長 | 0km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、100%を上回っているものの、一般会計から多額の繰入れを行っている状況である。能登半島地震の影響で浄化槽が被災し営業収益が減少したことにより②累積欠損金比率及び④企業債残高対事業規模比率は大幅に上昇しており、非常に厳しい経営状況である。さらに、③流動比率は前年度より回復したものの、依然として100%を下回っており、1年以内で現金化できる資産で1年以内に支払わなければならない負債を賄えておらず、常に運転資金不足が課題となっている。震災により、汚水処理費が減少したため⑤経費回収率が増加し、⑥汚水処理減価が減少した。今後も人口減少等による有収水量や使用料収入の減少により、これらの数値が悪化していくことが見込まれる。
老朽化の状況について
能登半島地震により、多数の浄化槽が被災したため、浄化槽数が大幅に減少することや、設備の更新が多数発生しているため減価償却率が大きく減少した。ただし、被災していない設備もあることから、まだ法定耐用年数には達していないものの、計画的な更新が必要であると考える。一方で、これら更新費用や維持管理費の増加を踏まえ、個人設置型浄化槽整備支援への切替え又は一部導入も検討していきたい。
全体総括
使用料や一般会計からの公費負担分(基準内繰入金)では、収支均衡が図られないこと、また、慢性的に現金が不足していることなどにより、平準化債等の企業債に頼らざるを得ない状況であり、非常に厳しい経営状況となっている。震災からの本復旧が完了しないと、すべての数値がどのあたりを示すことになるのか不透明な状態ではあるものの、震災の影響も含めて人口が減少し使用料収入の減少が見込まれることから経営の効率化が急務となっている。このことから、現在の経営状況及び将来推計を詳細に分析するとともに、使用料の適正化に向けた検討を実施し、持続可能な事業運営に努めたい。
経営状況
収支構造
総額1.8億円
総額1.5億円