事業・施設概要
| 都道府県 | 京都府 | 経営主体 | 綾部市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定地域生活排水処理 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | K2 |
| 行政区域内人口 | 30,851人 | 現在処理区域内人口 | 3,379人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,379人 | 現在処理区域面積 | 62ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,135m³/日 | 下水管布設延長 | 0km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率及び⑤経費回収率は、類似団体と比較すると、いずれも低い水準となっています。特に⑤経費回収率は、より低い水準となっており、要因は収益に占める一般会計繰入金の割合が高いためです。令和5年4月に使用料改定を行い、改善を図りましたが、今後も適正な使用料のあり方を定期的に検討するほか、引き続き汚水処理費の削減に努めます。②累積欠損金比率は、本年度決算が赤字であったことから累積欠損金が増加し、類似団体と比較しても高い水準となっております。また、③流動比率も100%を下回っており、経営改善を図る必要があります。④企業債残高対事業規模比率は類似団体と比較して大きく上回っています。使用料水準及び企業債のあり方について検討が必要です。⑥汚水処理原価は、類似団体と比較して高い水準です。投資の適正化、維持管理費の削減が必要です。⑦施設利用率、⑧水洗化率は100%であり、大きな課題はありません。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体と比較して同水準ですが、平成31年4月1日に法適化した影響があり、単純比較が難しい状況です。機械装置・浄化槽本体の老朽化による修繕が多く、今後も増加が見込まれるため、更新を含めた老朽化対策を検討する必要があります。
全体総括
本市の特定地域生活排水処理事業の経営は厳しい状態であると認識しています。経費回収率が類似団体と比較して極めて低水準であり、一般会計繰入金に依存した経営となっています。要因は、汚水処理原価に対して、それに見合う適正な使用料収益が確保できていないためと分析しています。また、近年技術職の採用が少ないことから、人材確保も課題となっています。今後、機械装置・浄化槽本体の老朽化及び物価高騰による営業費用の更なる増加や人口減少に伴う使用料収益の減少が見込まれることから、引き続き、適正な使用料のあり方を定期的に検討し、安定的な使用料収益の確保を目指すとともに、汚水処理原価を減少させるため、徹底した維持管理費の削減、適切な投資・改修計画を行い、経営の安定化を図りたいと考えています。
経営状況
収支構造
総額3.3億円
総額3.4億円