京都府綾部市:綾部市立病院の経営状況(最新・2024年度)
京都府綾部市が所管する病院事業「綾部市立病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
綾部市立病院は市内唯一の公立病院であり、急性期の地域中核病院として地域医療の要となっています。平成28年5月から地域包括ケア病棟(50床)を開設しており、回復期・慢性期の医療ニーズにも対応できる体制を整えています。地域の他医療機関とも連携し、救急医療を含む幅広い診療科で市民の医療ニーズに応える役割を果たしています。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、入院患者数の増加により入院収益は前年度より改善し、外来患者数も増加しました。しかし、新型コロナ関連の補助金がなくなり、人件費や材料費等の高騰の影響により経常収支比率は改善までに至っていません。④病床利用率は、入院患者数は前年度から増加していますが、人口減少や少子高齢化により、医療需要は縮小しており、病床利用率の向上が課題です。⑤入院患者1人1日当たり収益は、高齢化に伴い入院患者の平均在院日数が長期化する傾向にあるため単価が伸び悩みました。⑥外来患者1人1日当たり収益は、診療報酬改定や薬価改定の影響もあり外来単価が前年度より低下しました。院内処方を実施しており、類似病院の平均値を上回り比較的高い水準を維持しています。⑦職員給与費対医業収益比率は、効率的な人員配置に努めており、類似病院平均値より比率は低く抑えられています。人事院勧告に基づく給与改定により、人件費は前年度より増加しています。⑧材料費対医業収益比率は、当院が院内処方を行っており、類似病院より高い値となっています。物価高騰や薬価改定により材料費が増加しやや悪化しました。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似病院平均値より低い水準にとどまっています。施設の改修や更新を計画的に行い、設備の最適配置に努めてきた結果、比較的新しい設備状況を維持できていることを示しています。②器械備品減価償却率は、類似病院平均値を下回る低い値に抑えられています。高額医療機器の更新について精査・効率化を図っており、備品類の計画的な整備を行うことで、老朽化対策が進んでいる状況です。③1床当たり有形固定資産額は、類似病院平均値を下回っています。これは平成27年度の病院の増改築事業の影響で設備投資規模が大きかった分、一床あたりの資産額が高くなっていますが、現在のところ施設は良好な状態を保っています。
全体総括
令和6年度の綾部市病院事業は、入院・外来患者数の増加により医業収益は一定の改善が見られたが、新型コロナ関連の補助金がなくなり、人件費の増加、物価高騰による経費増などが重なり、経常収支は前年度より悪化して4年連続の赤字決算となりました。高齢化の進行により入院患者の在院日数が長期化する傾向が続き、入院収益の単価低下にもつながっています。診療報酬改定と薬価制度の改定が行われ、当院の収益構造にも影響を及ぼしました。さらに、人事院勧告に基づく給与改定により人件費が上昇しています。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
綾部市立病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の綾部市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。