2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度
人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(平成29.1.1現在44.5%)に加え、町内に中心となる産業がなく大きな法人も無い。また、歳入に占める地方交付税の割合は平成28年度決算で41.5%と依存度が高く、財政力指数は、全国市町村平均及び類似団体をも下回っている。人件費の削減等による歳出の削減と町税の収納率向上対策の推進、未利用町有地の売却や地域経済の活性化による税収増等により歳入確保を図り、鋸南町総合計画に沿った施策の重点化の両立に努め、活力ある町づくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより財政の健全化を図る。
比率は前年度と比較し1.7%増加はしたが、全国平均及び類似団体の平均を若干下回った。今年度は、地方交付税、臨時財政対策債及び地方消費税交付金の分母全ての減により、経常一般財源は2.6%減となり、分子である経常経費充当一般財源は補助費等の減により0.7%減となった。地方交付税の動向によって、比率が大きく左右されることから、今後も人件費の削減や内部管理経費等の経常経費の削減を行い、経常収支比率の低減に努める。
類似団体平均額と比較し68.4%と決算額は低いが、全国平均より29.3%上回り、前年度より1.9%増加した。今後、経常経費の抑制と指定管理者制度の導入を進めるとともに、定員管理計画を基に人件費の抑制を図り、コストの低減に努める。
全国平均を大きく上回り、類似団体との比較も上回っている。平成28年度も、給料の独自削減を管理職-1%を実施しているが、前年度より0.5%数値が上がり、類似団体中、最下位となってしまった。今後も、職員の定員管理計画を基に人件費の抑制を図りつつ、給与水準の適正化に努めていく。
職員数は類似団体の平均より2.63人下回っているが、最近は横ばいとなっている。これは定員管理計画により職員数を据え置きとしてきた為である。全国平均との比較では前年度より1.0人減とはなったが、まだ2.91人上回っており、今後も行財政改革による民間委託の推進や臨時職員の有効活用、新規採用職員の抑制を図りながら、適切な定員管理に努める。
比率は依然として全国平均を大きく上回り、類似団体内の順位は最下位から2番目となっている。主な要因としては、大規模事業(統合中学校の建設、広域水道事業)に係る多額の起債の償還が続いているためである。平成28年度から協議団体になったが、依然として厳しい状況に変わりなく今後も、償還元金よりも借入をしないことを遵守し、公債費の低減に努め、実質公債費比率の低減を図っていく。
地方債残高の着実な減少により、比率は年々減少している。本年度は、普通交付税の減による標準財政規模の減となる中でも、財政調整基金の積み増しができ、充当可能基金の増により比率が下がったためである。しかしながら、類似団体の平均の約3.2倍と大きく上回っている状況である。その主な要因は大規模事業(統合中学校建設・広域水道事業)の財源とした地方債の残高が類似団体と比べて多額なためである。今後も引き続き、新規発行債の抑制による地方債残高の減に努め、新規採用職員の抑制により退職手当負担見込額が減少することから、比率は今後も緩やかではあるが減少していく見込みである。これからも後世への負担を少しでも軽減できるよう努めていく。
類似団体と比較すると人口千人当たりの職員数は少なく、給与水準も低くなったことから人件費に係る経常収支比率も0.7%低くなっている。人件費を抑制する為にこれまでも新規採用職員の抑制を図ってきた。定員管理計画では職員数の据え置きを掲げており、これからも継続し人件費の抑制に努めていく。
類似団体の平均値より0.2%上回ったが、全国平均よりも1.2%下回った。物件費の経常経費充当一般財源は前年度比1.0%増となった。今後も事務事業の見直しや各施設の指定管理者制度の導入、民間委託の推進等により物件費の低減に努める。
類似団体と比較すると1.5%下回った。全国平均でも大きく下回っているが、扶助費における経常経費充当一般財源は前年度比7.2%増であった。障害福祉関係経費の自立支援医療費の増によるものが大きな要因である。
その他の比率のほとんどが繰出金であり、類似団体より0.5%下回り、全国平均と同率であった。繰出金に係る経常経費充当一般財源は前年度比0.9%増となった。繰出金のほとんどが医療給付に係る特別会計へのものであり、本町では高齢化率が高いことから、高齢者の医療給付費抑制を図るため、疾病予防事業等の充実を図っていく。
補助費等に係る比率は、類似団体より0.8%上回り、全国平均に対しても4.8%上回ってしまったが、町が構成団体となっている、一部事務組合への負担金に係る補助費等が減となったため、前年度比では4.9%減となった。今後も各種団体への補助金の見直し等により比率の低減に努める。
類似団体の平均及び全国平均との比較で1.4%上回ったが、大規模事業(統合中学校の建設、広域水道事業)に係る多額の起債の償還が続いていることから、他と比べ一般財源における公債費の割合が依然として高水準となっている。今後も厳しい財政運営が予想されるため、特殊な事情が無い限り、新発行の起債はその年の元金償還額を上回らないよう計画し、借入れする場合も交付税算入のある有利な起債を利用していく。平成28年度以降は公債費が減少傾向へ進むことが見込まれている。これからも地方債残高・公債費の抑制に努めていく。
公債費以外の比率はこれまで類似団体を上回っていたが、平成23年度以降下回り、緩やかにで比率は下降しているが、依然として厳しい数値である。今年度も1.7%下回り、全国平均より4.4%下回っているが、この要因は、人件費・補助費・その他の比率が類似団体の比率を下回ったためである。
・実質公債費比率は、類似団体と比較して高くなっているが、近年の傾向としては、低下傾向となっている。これは、債費適正化計画に基づき、毎年の地方債の新規発行額を、元金償還金以上借入れを行わないこととし、新規発行を抑制してきた成果であり、今後も低下してくるものと想定される。また、将来負担比率も低下傾向にあるが、平成27年度に将来負担率が上昇している主な要因としては、平成26年度から平成27年度にかけて行った都市交流施設整備事業に際し、合計で5億1,200万円の地方債を発行したことが考えられる。これらの地方債の償還は平成30年度から始まり、実質公債費比率が上昇していくことが考えられるため、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。
江差町 洞爺湖町 弟子屈町 宮古市 北上市 気仙沼市 大郷町 大館市 小坂町 五城目町 八郎潟町 米沢市 白河市 南相馬市 鹿嶋市 鹿沼市 館林市 渋川市 藤岡市 安中市 みどり市 長野原町 草津町 行田市 秩父市 東松山市 羽生市 幸手市 横瀬町 長瀞町 君津市 袖ケ浦市 睦沢町 長柄町 長南町 大多喜町 御宿町 鋸南町 羽村市 奥多摩町 大島町 八丈町 綾瀬市 真鶴町 三条市 柏崎市 新発田市 燕市 五泉市 湯沢町 南砺市 加賀市 穴水町 鯖江市 越前市 坂井市 美浜町 おおい町 山中湖村 岡谷市 諏訪市 茅野市 塩尻市 千曲市 池田町 白馬村 関市 中津川市 羽島市 恵那市 美濃加茂市 土岐市 可児市 瑞穂市 島田市 袋井市 裾野市 湖西市 河津町 南伊豆町 松崎町 西伊豆町 津島市 碧南市 蒲郡市 犬山市 常滑市 江南市 大府市 知多市 知立市 豊明市 清須市 北名古屋市 みよし市 あま市 名張市 亀山市 伊賀市 大台町 近江八幡市 守山市 栗東市 甲賀市 湖南市 高島市 柏原市 田尻町 千早赤阪村 三木市 高砂市 丹波市 たつの市 安堵町 川西町 三宅町 高取町 明日香村 吉野町 下市町 海南市 美浜町 日高町 三朝町 津和野町 玉野市 笠岡市 奈義町 三原市 安芸太田町 下松市 光市 山陽小野田市 美波町 つるぎ町 坂出市 さぬき市 琴平町 四国中央市 越知町 日高村 直方市 行橋市 久山町 小竹町 添田町 糸田町 大任町 伊万里市 上峰町 大町町 江北町 小国町 嘉島町 苓北町 日向市 薩摩川内市 瀬戸内町 龍郷町 宜野座村