奥多摩町

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収集されたデータの年度

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度

指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2016年度)

財政力

財政力指数の分析欄

町の課税状況は、引き続く人口減少や高齢化の進行に伴う納税義務者の減少(人口:平成27年度末5,372人⇒平成28年度末5,264人、-108人。平成28年度末の高齢化率:48.7%、対前年度比+0.5%)、土地価格の下落に伴う評価額低下や厳しい経済情勢等により、税収面で影響を受けており、基準財政収入額(分子)は減となっている。今後も町税については漸減の見込みであるが、経常経費の削減等、歳出削減に努め、財政の健全化を図る。

類似団体内順位:31/67

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

分母(経常一般財源)については、税連動交付金が2,860万円、町税が670万円の減額となり、普通交付税は1,830万円増額となったものの臨時財政対策債が1,960万円減額となり、全体では5,480万円の大幅な減額となった。一方、分子(経常経費充当一般財源)についても、物件費が3,100千円増額となったものの、補助費等が5,450万円、公債費が2,630万円の減額となり、全体では5,270万円の減額となった。分母、分子とも減額となったが、分母の減が210万円上回ったため、前年度比で0.5ポイントの改善となった。今後も事務事業の見直し等を行いながら、経常経費の削減に努め、現在の水準を維持する。

類似団体内順位:3/67

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費・物件費及び維持補修費の合計額の1人当たりの決算額が高くなっている主な要因は、物件費である。特に当町は、観光、農林水産施設などの公共施設を多く有しており、その維持管理に多額の費用がかかっていること、また、シカの食害等に係る有害鳥獣捕獲事業委託、森林再生(間伐)及び枝打ち事業委託、東京都からの受託施設(3か所)の管理運営費等、これらの事業に係る経費により類似団体より決算額が高くなっている。また、人口減少も要因の一つとして考えられる。これら当町の特殊事情から大幅な減額は難しいが、引き続きコスト削減に努める。

類似団体内順位:67/67

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

前年度と比較するとラスパイレス指数の数値が0.4ポイントの減となり、類似団体平均値との比較でも乖離が小さくなっており、年々改善が図られていると考える。また、全国町村平均値との比較でも同水準となっており、今後も一層の給与の適正化に努める。

類似団体内順位:36/67

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

直営で運営する学校給食センター、東京都からの受託施設等の事業を運営するための職員が必要であることから類似団体平均値より高くなっている。さらに当町の行政面積は、東京都の10分の1を有しており、また、集落も点在していることから集約的に職員配置することが困難な状況であり、このことも要因の一つと考えられる。また、過疎化に伴い、町の人口自体が減っており、この人口減少も数値を押し上げる要因になっている。定員管理については、今後も定員管理計画に基づき、適正な定員管理に努める。

類似団体内順位:57/67

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

普通建設事業に係る元利償還金が平成18年度にピークを迎え、類似団体平均値を上回ってきた。しかし、起債依存型の事業計画を見直した結果、平成19年度以降減少に転じ、平成23年度では類似団体平均値を下回り、更に改善されてきた。ただし、今後は、下水道事業に係る企業債の本格的な償還が始まり、これに対する繰入金の増加や役場本庁舎の建替えをはじめとする老朽化した公共、公用施設の更新に多額の費用が見込まれ、その財源対策として地方債の活用も必要となってくることから、引き続き健全な財政運営に努める。

類似団体内順位:14/67

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

将来負担比率については、類似団体平均値を下回っており、主な要因としては、建設事業計画の見直し及び新規発行債の抑制等により一般会計における地方債現在高の減額、並びに平成27年度で下水道整備事業が完了し、企業債等の借り入れを行わないことから公営企業債等繰入見込額の算定基礎となる元金残高が約2億2千万円減額となった。また、充当可能財源である財政調整基金等の基金積立については、約4億6千万円の積み増しにより充当可能財源の増額を図ることができた。今後も引き続き行財政改革を推進し、経費節減を図るとともに、新規発行債の抑制等により財政の健全化に努める。

類似団体内順位:1/67

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2016年度)

人件費

人件費の分析欄

直営で運営する学校給食センター、東京都からの受託施設等の事業を運営するための職員が必要であることなどから、類似団体及び全国平均値より高くなっている。人件費自体は減額となったが、分母である経常一般財源が税連動交付金等の減額により大きく減となったため、前年度との比較で0.5ポイントの増となった。今後も、給与の適正化、適切な定員管理等により、人件費の削減に努める。

類似団体内順位:42/67

物件費

物件費の分析欄

昨年度と比較すると1.4ポイント高くなったが、類似団体平均値との比較では1.6ポイント下回る数値となっている。物件費に係る経常収支比率は、類似団体より低い数値となっているが、人口1人当たりの比較では、森林再生(間伐)、枝打ち事業委託、受託施設の管理運営等により、高い水準になっている。今後も委託事業等の見直しを行うとももに、経常経費の削減に努める。

類似団体内順位:23/67

扶助費

扶助費の分析欄

扶助費に係る指数は、前年度と比較して0.5ポイントの増となり、類似団体平均値との比較でも0.5ポイント上回る状況となっている。当町では、過疎化等にともなう少子高齢化対策のため、少子化・若者定住化対策を町の最重要課題と位置付け、ソフト・ハード両面から各種事業を実施している。特に、町営若者住宅の建設等により、若者世帯の転入が増え、保育所措置費を含む児童福祉関連の扶助費が伸びている状況となっている。

類似団体内順位:44/67

その他

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は、昨年度と比較すると繰出金の減により0.2ポイント改善されたが、類似団体平均値との比較では1.2ポイント上回る数値となっている。今後も高齢化の進行に伴い、国民健康保険、後期高齢者医療保険、介護保険の給付費の伸びが予想されること、下水道事業に係る企業債の償還に多額の費用がかかることなどから、一般会計からの繰出金の増加が懸念されるため、特別会計の適正な運営に努める。

類似団体内順位:49/67

補助費等

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率については、町の最重要課題である少子化・定住化対策事業の推進による補助金の増はあるものの、前年度と比較して1.9ポイントの減となり、ここ数年、類似団体平均値を下回っている状況となっている。引き続き補助金・負担金の適正化に努める。

類似団体内順位:2/67

公債費

公債費の分析欄

公債費に係る比率については、前年度と比較して0.8ポイントの減となり、前年度より更に改善され、類似団体と比較しても8.1ポイント下回っている。今後も健全な財政運営のため、事業費の削減に努めるとともに、地方債の新規発行を抑制していくよう努める。

類似団体内順位:5/67

公債費以外

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は、前年度と比較して0.3ポイントの増となったが、引き続き類似団体平均値を下回っている。引き続き行財政改革等の取り組みにより、効果的な財政運営に努める。

類似団体内順位:6/67

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

目的別歳出の状況では、公債費以外の費目で類似団体を上回る状況となっている。特に、議会費、労働費、農林水産業費、商工費、土木費が類似団体内順位で5位以内となっている。要因としては、奥多摩町の行政面積が東京都の面積の約10分の1に及び、その94%が山林であり、急峻な地形に集落が点在しているため、町が様々な事務事業を実施するうえで行政コストが割高となることがあげられる。農林水産業費では、林道の開設・改良事業の実施及び森林再生(間伐)・枝打ち事業の実施に伴い林業費が、内水面漁業基本計画(平成27年度~平成31年度)に基づき重点的に整備を行っている釣場、養魚池等の内水面漁業環境活用施設の整備費が高くなっていること、商工費では、観光用公衆トイレや町営のキャンプ場施設等などの観光施設の維持費及び整備費が高くなっていること、土木費では、若者定住化対策として若者住宅の建設事業の実施のほか、下水道整備に伴う起債の償還に多額の費用がかかり、その財源として一般会計からの繰出金に頼らざるを得ないことなどが高い要因となっている。また、性質別歳出決算分析でも記載したとおり、観光施設や農林水産施設など東京都からの委託施設の運営を受託していること、森林再生(間伐)事業、枝打ち事業などの実施、シカの食害に係る獣害対策を実施していることなどから物件費が類似団体と比較して高くなっていることも各費目を増加させている要因の一つとなっている。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2016年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

類似団体と比較して一人当たりコストが高い項目では、繰出金が67団体中1位、物件費が2位となっている。繰出金については、平成18年度から10ヶ年計画により整備を実施した下水道整備事業の起債の本格的な償還が始まり、その償還の財源として一般会計からの繰出金に頼らざるを得ないこと、高齢化の進行(高齢化率48%超)に伴い、国民健康保険、後期高齢者医療保険、介護保険の給付費が右肩上がりに増えていることなどから類似団体と比較して高い水準となっている。また、物件費が高い要因としては、費目別比較データを見ても委託料が類似団体と比較して259.6%と大きくなっており、これは、東京都からの委託施設が都道の管理を含め4施設あること、また、東京都の面積の約10分の1に及ぶ奥多摩町の行政面積は、その94%が山林であり、森林再生(間伐)事業、枝打ち事業といった環境対策だけでなく、シカの食害に係る獣害対策等に対しても取り組む必要があるため、これらの経費だけで物件費全体の約4割を占めており、一人当たりコストが高い要因となっている。また、普通建設事業費についても、町の最重要施策である若者定住化対策として町営若者住宅の整備を進めていること、内水面漁業基本計画に基づき平成27年度から5か年で釣場等の内水面漁業環境活用施設の整備を重点的に行っていることなどから住民一人当たりコストが高い要因となっている。

実質収支比率等に係る経年分析(2016年度)

分析欄

財政調整基金については、決算剰余金の1/2以上を積み立てることにより、標準財政規模比43.78%、対前年度比で8.05ポイントの増となり、今後の人口減少に伴う町税収入の減や老朽化施設の更新費用の増など、将来への備えとして、確実に積み立てを行っている。実質収支比率についても平成28年度に8.70%と対前年度比0.18ポイント減少したが、今後も健全な行財政運営に努める。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2016年度)

分析欄

現状において、連結実質赤字比率は、各会計とも黒字となっており、大きな問題はないと考えるが、特に下水道会計、国民健康保険会計は、一般会計からの繰出金に依存している状況が続いているため、引き続き保険税・使用料の適正化を図り、一般会計からの繰出金の抑制に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

主に過去に発行した普通会計における建設事業債の元利償還金のピークが過ぎたこと及び新規起債の発行を抑制してきたことにより、元利償還金が減り実質公債費比率の改善が図られている。ただし、下水道整備に伴う公営企業債の元利償還金に対する繰入金が増加傾向にあるため、引き続き健全な財政運営に努めていく。

分析欄:減債基金

将来負担比率(分子)の構造(2016年度)

分析欄

普通会計における既往債の償還終了による地方債現在高は減少傾向にあり、公営企業債等繰入見込額は将来負担額の5割を占め大きな負担となっているが、基金の積み増しにより充当可能財源等が増となったことから、将来負担比率は減少した。今後は、下水道事業に係る企業債の本格的な償還が始まり、これに対する繰入金の増加に留意していく必要があるが、引き続き健全な財政運営に努めていく。

基金残高に係る経年分析(2015年度)

基金残高合計

基金全体

財政調整基金

財政調整基金

減債基金

減債基金

その他特定目的基金

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2015年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

類似団体内順位:'NULL'

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率及び実質公債費比率とも類似団体と比較して低い水準にある。これは、建設事業計画の見直し及び新規発行債の抑制等により一般会計における地方債現在高が減少傾向にあること並びに財政調整基金等の積立てによる充当可能財源が増となったことがあげられる。ただし、今後は下水道事業に係る企業債の元利償還金に対する繰入金や一部事務組合等が起こした地方債の元利償還金に対する負担金等が増加傾向にあるため、引き続き財政の健全化に努める。

施設類型別ストック情報分析表①(2015年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

施設類型別ストック情報分析表②(2015年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

財務書類に関する情報①(2014年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

財務書類に関する情報②(2013年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況


類似団体【Ⅱ-2】

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