簡易水道事業(法適用) 農業集落排水施設 坂井市立三国病院 公共下水道
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度
人口の減少や長引く景気低迷の影響などにより、0.68と類似団体平均を下回っている。退職者不補充等による職員数の削減による人件費の削減、民間的経営手法の導入による事務事業費削減など行財政改革を推進して歳出削減を図るとともに、税収等の徴収率向上対策による自主財源の確保に努める。
経常収支比率は前年度比3.2ポイント減の88.8%となり、類似団体の平均と同水準となった。減となった要因は、歳入は地方税が微減であったが、地方消費税交付金の大幅な増により経常一般財源等が前年度より増となったことに対して、歳出は公債費の減少と経常経費抑制措置が僅かながら影響したことにより、経常経費充当一般財源等が前年度より僅かであるが減少したことによる。しかし今後は、景気回復に合わせるほどの税収の伸びは期待できず、また人件費はこれ以上の減少は見込まれないことから、経常経費の削減も限界に近い状況であるので、受益者負担の適正化等の行財政改革を推し進めて行く必要がある。
人口1人当たりの人件費・物件費等の決算額は、前年度比1,979円増の112,432円となったものの、類似団体の平均は下回る結果となった。増となった要因としては、人件費においては、共済負担率改正や、給与改定による増、物件費においては、主に委託料や賃金が増加によるものである。また、ごみ処理や消防等の業務を一部事務組合で行っているが、この人件費・物件費等に充てている負担金も合計した場合はさらに増加することになる。今後はこれらも含めた経費について、引き続き抑制していく必要がある。
ラスパイレス指数は前年度比2.1ポイント増の97.5となったが、類似団体の平均値を0.9ポイント下回っている。引き続き国や他団体の動向を注視しながら適正な給与水準の維持に努める。
人口千人当たりの職員数は前年度比0.04人減の7.45人となった。市町村合併により人口が膨らむとともに職員数も膨れ上がったため、定員適正化計画を策定し、退職者補充の抑制、民間委託の推進、指定管理者制度の導入により計画的な職員数の削減に取り組んだことにより減少してきている。今後も市民サービスの低下を招かないように職員削減を進めるとともに、人員の適正配置や職員資質の向上に努める。
実質公債費比率は前年度比1.4ポイント減の8.2%となったが、類似団体の平均値よりは0.4ポイント高くなっている。比率が減少した要因は、大型事業の償還完了による元利償還金の減少や、災害復旧費等に係る基準財政需要額の増加などによるものである。比率は改善傾向にあるものの、普通会計及び公営企業会計に係る地方債の元利償還金は高い水準にあることや、今後も普通建設事業費の増加に伴う地方債の発行額の増加も避けられないため、限られた財源を普通建設事業の必要性などを精査したうえで重点的に配分することにより、地方債の発行の抑制に努める。
前年度と比較して6.6ポイント改善しているが、類似団体の平均値より35.3ポイント高くなっている。減少した要因は、将来負担額については公営企業債に係る元利償還金に充当するための普通会計等からの繰入見込額が減少したこと及び退職手当負担見込額の減少などによるものである。これまでも公的資金補償金免除繰上償還を実施するなど地方債残高の削減に取り組んでいるが、今後も普通建設事業費の増加に伴う地方債発行額の増加は避けられないため、限られた財源を必要性及び優先順位などを精査したうえで重点的に配分することにより地方債の発行を抑制し、財政の健全化に努める。
人件費に係る比率は前年度比1.0ポイント減の21.2%となり、類似団体の平均より1.5ポイント下回っている。昨年度は共済負担率の改正や給与改定により増加となったが、国に準じた適正な給与体系を維持するとともに、退職者補充の抑制、民間委託の推進、指定管理者制度の導入及び効率的な行政組織体制の確立による計画的な職員数の削減に取り組んできたことにより減少してきている。今後も消防業務などの一部事務組合も含めた人件費関係経費全体について抑制していく必要がある。
物件費に係る比率は前年度比0.6ポイント減の14.9%となり、類似団体内平均値より0.5ポイント下回っている。今年度は減となったが、住民ニーズに応えるサービス向上と業務効率化を図るため、公の施設の指定管理者制度の導入や、正職員を削減し臨時職員に振り替えていること、業務委託の増加などにより増加傾向にある。今後も民間活力の活用による経営の効率化や施設の統廃合等の運用改善を検討し、財政の健全化に努める。
扶助費に係る比率は、前年度比0.3ポイント減の8.8%となり、類似団体の平均より1.1ポイント下回っているが、児童福祉費や社会福祉費等で増加傾向にあり、今後も幼保一元化の推進や高齢化等の影響によりこの傾向が続くことが見込まれる。扶助費を抑制することは難しいが、行政改革を通じて事務的経費の抑制に努め、財政の健全化に努める。
維持補修費、貸付金、繰出金等に係る比率は前年度比0.3ポイント増の10.9%となり、類似団体の平均より2.9ポイント低くなっている。増加した要因は、国民健康保険事業や後期高齢者医療事業、介護保険事業等の事業会計に対する繰出金の増などが挙げられる。また今後は、各公共施設の経年劣化などによる維持補修費について、年々増加していく傾向にあるため、公共施設の管理形態なども含め施設運営などの改善を図る。
補助費等に係る比率は前年度比0.2ポイント増の20.6%となり、類似団体の平均より9.7ポイント高くなっている。その要因として、消防業務及びゴミ処理業務などを一部事務組合で行っていること及び下水道事業、病院事業などの公営企業に対する負担が大きいことなどが挙げられる。補助費等の縮減の取り組みとして、補助金交付基準の見直しや既得権化している補助金の見直しや廃止を行う必要がある。また公営企業としての独立採算制を前提とした経営健全化の促進及び一部事務組合のあり方などについての検討も必要である。
公債費に係る比率は、大型事業の償還完了による元利償還金の減少の影響もあり前年度比1.8ポイント減の12.4%となり、類似団体の平均より3.6ポイント低くなっている。しかし今後は、近年実施した大型整備事業の償還開始により比率の上昇が見込まれるため、中長期的な財政計画のもと臨時財政対策債も含めて慎重な地方債の発行に努める必要がある。
公債費以外の経費に係る比率は前年度比1.4ポイント減の76.4%となっている。人件費、扶助費、その他は類似団体の平均に近いが、物件費、補助費等が平均より高くなっている。特に補助費等が大きく上回っており、今後も定員適正化をはじめとする行財政改革を推進し、健全で持続可能な財政基盤の確立に努める。
江差町 洞爺湖町 弟子屈町 北上市 大郷町 大館市 五城目町 八郎潟町 米沢市 結城市 常総市 鹿嶋市 鹿沼市 日光市 館林市 渋川市 藤岡市 安中市 みどり市 長野原町 草津町 行田市 秩父市 羽生市 日高市 横瀬町 茂原市 君津市 袖ケ浦市 神崎町 睦沢町 長南町 大多喜町 御宿町 鋸南町 羽村市 奥多摩町 大島町 八丈町 綾瀬市 中井町 真鶴町 三条市 柏崎市 新発田市 燕市 五泉市 湯沢町 南砺市 射水市 加賀市 穴水町 鯖江市 越前市 坂井市 美浜町 おおい町 甲斐市 山中湖村 岡谷市 諏訪市 塩尻市 千曲市 池田町 白馬村 関市 中津川市 羽島市 恵那市 美濃加茂市 土岐市 可児市 瑞穂市 島田市 御殿場市 袋井市 裾野市 湖西市 河津町 南伊豆町 松崎町 西伊豆町 津島市 碧南市 蒲郡市 犬山市 常滑市 江南市 大府市 知多市 知立市 豊明市 清須市 北名古屋市 みよし市 あま市 名張市 大台町 近江八幡市 守山市 栗東市 甲賀市 湖南市 高島市 柏原市 田尻町 千早赤阪村 豊岡市 三木市 高砂市 丹波市 たつの市 安堵町 川西町 三宅町 高取町 明日香村 吉野町 下市町 美浜町 日高町 三朝町 津和野町 玉野市 笠岡市 総社市 安芸太田町 下松市 光市 山陽小野田市 美波町 つるぎ町 さぬき市 琴平町 四国中央市 日高村 行橋市 久山町 小竹町 添田町 糸田町 大任町 上峰町 大町町 小国町 嘉島町 苓北町 中津市 日向市 薩摩川内市 瀬戸内町 龍郷町 宜野座村