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本市は,鹿島臨海工業地帯を有しており,企業からの市税収入が多く,類似団体平均と比較して0.27ポイント高くなっている。単年度財政力指数は近年概ね横ばい傾向にあるため,今後も市税等の収納率の向上等により,自主財源の確保に努める。
前年度と比べ0.6ポイント高く,類似団体平均と比較して2.1ポイント高くなっている。比率の増加については,鹿島地方事務組合消防事業負担金の増等による補助費の増及び教育・保育施設入所支援事業の増等による扶助費の増等が主な要因として挙げられる。今後は人口減少社会の中で市税の増が見込めず,一方で経常経費は少子高齢化社会により扶助費が増加する見通しである。今後も継続的な行財政改革の推進により,経常経費全体の圧縮に努める。
前年度と比べ7,083円高くなっているが,類似団体平均,全国平均をともに下回る額となっている。前年度からの増加要因としては,新型コロナウイルスワクチン接種経費の増等による物件費の増が挙げられる。今後も定員管理計画の着実な推進による人件費の抑制や効率的な施設管理や業務の民間委託などを推進するとともに,事務事業の見直し等により歳出抑制を図る。
平成18年以降の給与構造見直し等により,地域民間給与の反映,年功的な給与上昇の抑制と職務・職責に応じた給料構造への転換,勤務実績の給与への反映など,国と同様の考え方による取組みを推進してきており,国とほぼ同水準となっている。今後も一層の給与の適正化に努めていく。
定員適正化の取組みにより,職員数は平成20年度から19%減少した結果,類似団体平均と比較して人口千人当たり職員数は1.47人少ない数値となっている。刻々と変化する社会情勢と施策の進捗状況を見据えつつ,引き続き,鹿嶋市定員管理計画(令和4~令和8年度)に基づき計画的な定員管理に努めるとともに,職員個々の資質及び能力の向上を図り,市民サービスの質の確保に努める。
本市の実質公債費比率は,類似団体平均と比較して0.3ポイント低く,前年度に比べ0.1ポイント下降した。下降の要因としては,下水道事業の準元利償還金算入額の減等による分子の減少と,標準税収入額等の増等による分母の増加が挙げられる。今後も,住民ニーズや事業の緊急度を的確に把握し事業を選択し,起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。
前年度比で9.2ポイント下降したが,類似団体平均と比較して29.0ポイント高くなっている。前年度からの下降の要因としては,下水道事業の繰入算入率減少による公営企業債等繰入見込額の減や標準税収入額等及び普通交付税の増等による標準財政規模の増が挙げられる。今後も,後世への負担を少しでも軽減するよう,事業の精査及び人員配置の適正化を図っていく。
人件費は前年度と比較し,0.2ポイント下降したが,類似団体平均よりも2.0ポイント高くなっている。前年度からの下降の要因としては,職員構成の変動による職員給の減等が挙げられる。今後も定員管理計画の着実な推進と民間委託の推進により人件費の抑制に努める。
物件費は前年度と比較し0.4ポイント下降したが,類似団体平均よりも0.6ポイント高くなっている。前年度からの下降の要因としては,学校給食センター経費における賄材料費や予防接種経費における個別接種委託料の減等が挙げられる。今後も引き続き,効率的な施設管理や業務の民間委託などを推進するとともに,事務事業の見直し等により,物件費の適正化に努める。
扶助費は前年度と比較し,0.4ポイント上昇し,類似団体平均よりも2.6ポイント高くなっている。前年度からの上昇の要因としては,教育・保育施設入所支援事業の増等が挙げられる。今後,少子高齢化により扶助費の上昇傾向が続くことが見込まれるが,国の制度改正に適切に対応し,資格審査等の適正化を進めていくことで,財政を圧迫している上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。
その他の経費は前年度と比較し,0.2ポイント上昇しており,類似団体平均よりも0.2ポイント高くなっている。前年度からの上昇の要因としては鹿嶋斎苑管理費における維持補修費の増が挙げられる。今後も,施設の管理については,修繕が必要になってからの対応ではなく,公共施設等総合管理計画等に基づき予防・保全を行い,引き続き維持補修費等の抑制に努めていく。
補助費等は前年度と比較し,0.7ポイント上昇したが,類似団体平均よりも0.5ポイント低くなっている。前年度からの上昇の要因としては,鹿島地方事務組合消防事業負担金の増等が挙げられる。今後も各種団体・事務組合等への補助金・負担金については,補助の内容が適正であるのか,負担金額が妥当であるのか審議を行いながら経費の縮減に努めていく。
公債費は前年度と比較し,0.1ポイント下降し,類似団体平均よりも2.8ポイント低くなっている。前年度からの下降の要因としては,都市計画事業(繰越分)等の償還終了による長期債利子の減が挙げられる。今後は大型施設整備事業の償還が始まることによる公債費の上昇が見込まれるため,引き続き適正な地方債の管理に努める。
前年度と比較し,0.7ポイント上昇し,類似団体平均よりも4.9ポイント高くなっている。これは扶助費及び補助費の増が要因として挙げられる。今後も,引き続き行政評価等を活用しながら既存事業の見直しを行い,経常経費の圧縮に努める。
(増減理由)財政調整基金は,決算剰余金による積立額が取崩額を上回ったことから88百万円増加した。特定目的基金は,中学校大規模改造事業等により,公共施設整備基金から42百万円取り崩したこと等により74百万円減少した。基金全体としては前年度と比較し,14百万円増加した。(今後の方針)財政調整基金は,標準財政規模の15%程度である2,000百万円程度を維持するように努める。公共施設整備基金は,市営住宅の整備等のため,毎年4百万円程度を積立,環境保全基金は,今後も環境保全協力金を積み立てながら,衛生処理施設整備費用の財源に充当していくなど,各特定目的基金の目的に沿った適正な管理運営を行う。
(増減理由)193百万円を取り崩したが,決算剰余金280百万円を積み立て,88百万円増加した。(今後の方針)財政調整基金の残高は,標準財政規模の15%程度である2,000百万円程度を維持するように努める。
(増減理由)公債費における取崩しはなく,利子分の積立のみとなっていることから横ばいの状況にある。(今後の方針)今後,公共施設の大規模改修等に伴い増加が見込まれる公債費に対応するため,減債基金の充実を図る。
(基金の使途)公共施設整備基金:公共施設の整備に要する経費の財源に充てるとき。衛生処理施設整備基金:廃棄物衛生処理施設の建設及び改修の事業に要する経費の財源に充てるとき。地域福祉基金:社会福祉事業の推進に要する経費の財源に充てるとき。環境保全基金:環境保全事業及び環境づくりの推進に要する経費の財源に充てるとき。災害対策基金:災害の予防,応急対策及び復旧に要する経費の財源に充てるとき。(増減理由)公共施設整備基金:中学校大規模改造事業に係る財源として,11百万円取り崩したこと等により38百万円減少した。地域福祉基金:介護予防・地域支え合い事業の財源として,36百万円取り崩したこと等により37百万円減少した。環境保全基金:公害対策経費の財源として,15百万円取り崩したこと等により19百万円減少した。(今後の方針)公共施設整備基金:市営住宅の整備等のため,毎年4百万円程度を積立予定。環境保全基金:今後も環境保全協力金を積み立てながら,衛生処理施設整備費用の財源に充当していく予定。
有形固定資産減価償却率は類似団体平均よりも9.4ポイント低くなっている。類似団体平均を大きく下回っている要因としては,近年行われた液状化対策工事や,いきいきゆめプールの新築工事等により有形固定資産額が大きく増加したことが挙げられる。今後も引き続き,有形固定資産減価償却率が上昇しないよう,既存施設の改修等を計画的に実施することにより,適正な資産運用に努める。
債務償還比率は類似団体平均よりも73.2ポイント高く,前年度と比較すると0.9ポイント下降している。前年度から下降した要因としては,下水道事業等の公営企業において,繰入算入率減少による繰入見込額の減等に伴い公営企業債等繰入見込額が減少したことが挙げられる。今後も引き続き,債務償還比率が上昇しないよう,地方債の新規発行の抑制,地方債現在高の圧縮等により,債務償還比率の適正化に努める。
将来負担比率は類似団体平均よりも29.0ポイント高く,前年度と比較すると9.2ポイント下降している。前年度から下降した要因としては,下水道事業等の公営企業債等繰入見込額の減少や,標準税収入額等の増による標準財政規模の増加が挙げられる。一方,有形固定資産減価償却率は,類似団体平均よりも9.4ポイント低くなっている。これは,東日本大震災以降に行われた液状化対策工事等により有形固定資産額が大きく増加したことが挙げられる。今後も,財政負担の平準化を図りながら,既有施設の改修等を計画的に進めていく。
将来負担比率は類似団体平均よりも29.0ポイント高く,前年度と比較すると9.2ポイント下降している。前年度から下降した要因としては,下水道事業等の公営企業債等繰入見込額の減少や,標準税収入額等の増による標準財政規模の増加が挙げられる。実質公債費比率は類似団体平均よりも0.3ポイント低く,前年度と比較すると0.1ポイント下降している。前年度から下降した要因としては,標準税収入額等や普通交付税額が増加したことが挙げられる。今後も引き続き,地方債の新規発行の抑制,地方債現在高の圧縮により,比率の適正化に努める。
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