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収集されたデータの年度

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指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2018年度)

財政力

財政力指数の分析欄

平成30年度は単年度で0.23となった。依然として類似団体の平均値を大きく下回っている。その要因として本市は、一島一市であるため行政需要が多岐にわたり基準財政需要額が大きいが、人口減少(毎年約1,000人)や全国平均を上回る高齢化率(41.6%)等から税収増加が見込めず、歳入に占める自主財源の割合が低いことなどが挙げられる。そのため、財源の確保が課題となっている。今後は平成27年3月に策定された第3次佐渡市集中改革プランに基づき行政改革を着実に進め、歳出の抑制及び歳入の確保に取り組み、財政の健全化と持続可能な財政運営に努めていく。

類似団体内順位:69/69

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

91.9%となり、前年度の92.1%から0.2ポイント減少し、類似団体平均値を下回った。元金償還額の減による公債費に充当した一般財源の減少、道路除雪事業の減による維持補修費に充当した一般財源の減少等が主な要因である。経常一般財源である普通交付税(前年度比2.4%の減)、臨時財政対策債(前年度比5.9%の減)は減少しているため、今後も定員適正化計画に基づく職員数の削減等、行財政改革への取組を通じて経常経費の削減に努めていく。

類似団体内順位:30/69

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人件費・物件費等の人口1人あたりの決算額は前年度から2,224円増加し、類似団体の平均を大きく上回っている。その理由として、主に人件費が要因となっているが、これは平成16年3月に10市町村が合併し、それぞれの職員や一部事務組合等の職員を引き継いだためである。また、保育所や文化会館、博物館等の施設を直営で運営していることも挙げられる。今後も、定員適正化計画に基づく職員数の削減や公共施設の管理運営の見直しを実施し、コストの低減を図っていく。

類似団体内順位:69/69

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

ラスパイレス指数は91.7%で、前年度から0.6ポイント減少した。職員構成の変動によるものである。類似団体平均を大きく下回っており、財政状況の厳しい中、今後もより一層の給与の適正化に努める。

類似団体内順位:1/69

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

前年度から0.12人増加し、類似団体平均を大きく上回っている。要因として、10市町村が合併しそれぞれの職員や一部事務組合等の職員を引き継いだこと、市の面積が広大で支所等を多く配置しなければならないことのほか、人口が毎年約1,000人減少することが挙げられる。また、消防業務・保育所・老人ホーム等を直営で運営しているという行政サービスの提供方法の差異も要因の一つである。

類似団体内順位:69/69

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

実質公債比率は13.6%で、対前年度比で同じ指標となった。起債償還は依然として重い負担となっており、類似団体平均を上回っている。今後も適正な事業実施を図り、実質的な公債費(地方債の元利償還金)が財政に及ぼす負担の軽減に努めていく。

類似団体内順位:67/69

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

前年度から0.6ポイント減少した。その要因としては、地方債現在高が減少したことにより将来負担額が減少したことが挙げられる。また、類似団体平均を上回っている要因としては、合併前の10市町村の地方債残高を引き継いだことが挙げられる。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう適正な事業実施を図り、財政の健全化に努めていく。

類似団体内順位:66/69

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は25.3%で前年度から0.3ポイント上昇し、類似団体平均を上回った。平成27年3月に策定された第3次佐渡市集中改革プランでは平成25年度の職員数1,279人を基準として平成31年度にかけて103人(-8.1%)の削減を目標としている。進捗率は平成30年4月1日現在で10.2%減で、削減数は131人となっている。今後も更なる行政改革を推進し、人件費の削減に努めていく。

類似団体内順位:49/69

物件費

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は類似団体平均よりやや低い13.5%であるが、前年度から0.6ポイント上昇している。物件費の内訳では、委託料と需用費が大きな割合を占めている。今後は学校や保育所等の施設統廃合により、公共施設の適正配置を行い、施設の管理委託料や修繕費等の削減に努める。

類似団体内順位:28/69

扶助費

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は6.4%で前年度から0.1ポイント減少し、類似団体では低い比率となっている。扶助費の決算額は年々増加する傾向にあったが、平成30年度は臨時福祉給付金給付事業、生活保護費等の減により減少した。義務的経費の性質のため抑制には困難な面もあるが、扶助費の性質を考慮しながらも、歳出の適正化により今後の上昇傾向に歯止めをかけるよう努めていく。

類似団体内順位:1/69

その他

その他の分析欄

その他に係る経常収支比率は17.6%となり、前年度の18.9%から1.3ポイント減少した。要因としては、水道事業会計に対する出資金は増加したものの、道路除雪事業などの減により維持補修費が減額となったほか、特別会計への繰出金が減少したことが挙げられる。今後も事業の見直しを行うことにより、繰出金の圧縮に努めていく。

類似団体内順位:54/69

補助費等

補助費等の分析欄

補助費等に係る経常収支比率は、類似団体平均を下回る5.4%となっている。補助費等については、「行政改革大綱」等に基づき、類似事業及び同一・同種団体に対する補助金等の整理統合を行い、第三者機関による補助金の目的、妥当性、効果を検証し、補助金の見直しと終期の設定を推進していきたい。そのうえで目的を達成した補助金等を廃止するなどして今後も一層の見直しを図っていく。

類似団体内順位:11/69

公債費

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は23.7%で前年度から0.8ポイント減少したものの依然として非常に重い負担となっており、類似団体平均18.3%を大きく上回っている。今後も事業を計画的かつ適正に実施することにより、財政の健全化に努めていく。

類似団体内順位:66/69

公債費以外

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は68.2%となり、前年度から0.6ポイント上昇した。その要因としては、経常一般財源である普通交付税の減、臨時財政対策債の減などが挙げられる。

類似団体内順位:5/69

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

民生費は、住民一人当たり172,754円となっており、前年度の197,592円からは24,838円減少したものの、歳出全体でみると割合が高くなっている。農林水産業費は64,930円で、前年度の71,216円から6,286円減少したものの類似団体の平均を上回っている。消防費は35,480円となっており、前年度の34,784円から696円増加した。教育費は90,238円で前年度の73,983円から16,255円増加し類似団体の平均を上回っている。議会費と労働費については、類似団体と比較して一人当たりのコストが低い状況となっている。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

人件費は、住民一人当たり127,609円となっており、類似団体平均を上回っている。前年度の126,010円からは1,599円増加しており、今後も更なる行政改革を推進し、人件費の削減に努めていく。公債費は、住民一人当たり120,843円となっており、前年度の124,647円からは3,804円減少した。今後も事業を計画的かつ適正に実施することにより、財政の健全化に努めていく。投資及び出資金は、住民一人当たり12,176円で、前年度の10,657円から1,519円増加している。水道事業会計出資金の増加が要因である。維持補修費は、住民一人当たり13,022円となっており、前年度の19,132円から6,110円減少した。道路除雪事業などの減少が要因である。扶助費については、類似団体と比較して一人当たりのコストが低い状況となっている。

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

財政調整基金は平成30年度に710,123千円の積立てを行ったことにより、現在高は7,739,947千円となった。標準財政規模に対する比率は前年度の26.43%から29.02%になり、2.59ポイント上昇した。実質収支額は1,163,457千円となり、標準財政規模に対する比率は前年度の5.15%から4.36%になり、0.79ポイント低下した。実質単年度収支は327,274千円となり、標準財政規模に対する比率は前年度の-7.31%から1.23%になり、8.54ポイント上昇した。今後、普通交付税の合併算定替措置が終了することに備え、財政調整基金の計画的な運用を図り、安定した健全な財政運営に努めたい。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

平成21年度以降、全ての会計で実質収支は黒字となっている。今後においても、各会計ともに健全な財政運営に努めていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

公営企業債の元利償還金に対する繰入金は増加したものの、元利償還金が大きく減少したため、元利償還金等全体では4.5億円減少した。元利償還金等全体が減少したため、実質公債費比率の分子は減少した。

分析欄:減債基金

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

将来負担額が減少したため、将来負担比率の分子は減少した。将来負担額は、一般会計等に係る地方債の現在高が元金償還額を下回る地方債発行額となり6.4億円減少し、退職手当負担見込額が5.1億円減少したため14.3億円減少した。債務負担行為に基づく支出予定額は、施設建設などに伴う新たな債務負担が発生していないため減少傾向となっており、その他の構成要素も減少傾向となっている。財政調整基金の積立てを行ったこと等により充当可能基金は増加したものの基準財政需要額算入見込額が減少したため、充当可能財源等については減少した。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)財政調整基金の残高は5.6億円の増、減債基金の残高は2.5億円の減、その他特定目的基金は8.5億円の減であり、全体としては5.4億円の減であった。(今後の方針)各基金の設置目的と事業内容に基づき、計画的に積立てと取崩しを行う。なお、管理運用にあたっては、安全確実であることを基本としながら、効果的な運用に努め、適切な基金繰入れを行う。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)平成30年度当初予算では、財政調整基金繰入金を13.1億円見込んでいたが、決算に伴う前年度繰越金の増などにより、取崩しを1.5億円に抑制できたことで年度末の残高が前年度よりも5.6億円増加した。(今後の方針)残高の目標値を標準財政規模の20%程度とし、前年度繰越金の1/2以上の額及び預金等による運用利子を積み立て、近年多発する自然災害の備えとして可能な範囲で積み増しを行う。令和元年度末の残高は73億円程度と見込んでいる。

減債基金

減債基金

(増減理由)財源対策債等の元利償還に係る財源として2.6億円を取り崩したことにより減少した。(今後の方針)市債残高の状況や公債費負担の今後見通しに応じて積立てを行い、財源対策債等のほか、繰上償還を行う市債、他年度に比べて償還額が著しく多額となる年度における市債の元利償還金の財源として取崩しを行う。令和元年度末の残高は16億円程度と見込んでいる。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)○地域振興基金:市民の連携の強化及び地域振興の事業の財源に充てる。○過疎地域自立促進特別事業基金:地域医療の確保、住民の日常的な移動のための交通手段の確保、集落の維持及び活性化その他の住民が将来にわたり安全に暮らすことができる地域社会の実現を図るための事業の財源に充てる。○教育文化振興基金:教育環境の充実並びに市民の芸術、文化及びスポーツ活動の振興を図るための事業の財源に充てる。○国営・県営総合土地改良事業基金:国営佐渡土地改良事業及び県営総合佐渡土地改良事業に係る地元負担及び維持運営費並びに関連事業費に充てる。○行政庁舎建設基金:本庁舎の建て替えを令和32年度からと想定しており、その建設費用として30億円程度を目標に積み立てる。(増減理由)○地域振興基金:安心安全まちづくり事業や小学校空調設備整備事業などの事業費の財源として6.2億円を取り崩したことにより減少した。○過疎地域自立促進特別事業基金:過疎対策事業債の基金造成分などにより3億円を積み立てた一方で、産業振興、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進、医療の確保等の事業費の財源として4.6億円を取り崩したことにより減少した。○教育文化振興基金:奨学金貸与事業及び小・中学校IT設備整備事業の財源として1.7億円を取り崩したことにより減少した。○行政庁舎建設基金:本庁舎建設の財源として1.0億円を積立てした。(今後の方針)各基金の設置目的と事業内容に基づき、計画的に積立てと取崩しを行う。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は41.2%となり、類似団体の平均(60.2%)を下回っている。今後は平成28年7月策定の佐渡市公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の適正な管理や有効活用を図っていく。

類似団体内順位:57/58

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は775.6%となり、類似団体の平均を上回っている。地方債残高は年々減少傾向にあるものの、平成30年度は地域振興基金等の取崩しを行ったため、将来負担額への充当可能財源が減少したほか、類似団体と比較して職員数が多く、人件費が高い水準にあるため、債務償還比率は類似団体の平均値を上回った。今後も公債費負担の適正化に取り組んでいくとともに、行政改革を推進し、人件費の削減に努めていく。

類似団体内順位:51/69

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は類似団体と比較して高い水準にあるものの、前年度から0.6ポイント減少した。有形固定資産減価償却率は類似団体の平均を下回っている。公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の適正な管理や有効活用を図っていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は類似団体と比較して高い水準にあり、前年度比で同じ指標となった。将来負担比率は類似団体と比較して高い水準にあるものの、前年度から0.6ポイント減少した。地方債現在高等が減少したことによるものである。今後も公債費負担の適正化に取り組んでいく。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

ほとんどの類型において、有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っている。類似団体平均を上回っている公営住宅と児童館、公民館についてはそのほとんどが木造住宅であることから耐用年数が短く、更新時期を既に迎えたものが多く見受けられる。道路の一人当たり延長と公営住宅、港湾・漁港、認定こども園・幼稚園・保育所、学校施設、公民館の一人当たり面積については、類似団体平均を上回っている。合併前に整備された施設をそのまま引き継いでいる施設が多いことが要因である。今後も適正な管理や有効活用を図っていく。

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

体育館・プールと消防施設については、有形固定資産減価償却率が類似団体平均を下回っているものの、図書館と保健センター・保健所、庁舎については、類似団体平均を上回っている。体育施設の整備のピークは1980年代で、平成26年には佐渡市総合体育館が完成した。また、消防施設の多くは消防団の機械器具置場に関するもので、いずれも小規模でその多くは比較的近年に整備を進めたものである。一人当たり面積については、保健センター・保健所は類似団体平均を下回っているものの、ほとんどの施設において類似団体平均を上回っている。合併前に整備された施設をそのまま引き継いでいる施設が多いことが要因である。今後も適正な管理や有効活用を図っていく。

財務書類に関する情報①(2018年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

一般会計等の資産の部は、平成29年度に比べ、小学校屋外環境整備事業の完了等、普通建設事業の減少により、有形固定資産のうち事業用資産が減少したことと、減価償却費の増加に伴い資産合計額は減少した。また、負債の部も、地方債の額が減少したため、負債合計額は減少した。本市は、離島に加え、小さな集落が多数点在するため、公共施設等の数が多い。市民サービスが充実していると見える反面、将来の維持管理・更新の際の支出を伴うことから、施設の統廃合等を進めるなど、公共施設等の適正管理に努める必要がある。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

純経常行政コストのうち、経常費用は、移転費用が4割弱を占めている。このうち、社会保障給付については今後も増加することが見込まれるため、同費用のうち、割合が5割近い補助金等、また、特別会計や公営企業等への繰出金について、経営基盤の強化を図るなど見直しが必要である。また、経常収益である使用料及び手数料の確保のため、現行の使用料の設定が適正か検証し、収益改善に努める必要がある。純行政コストについては、臨時損失に計上されている災害復旧事業費の増加により同コストは減少した。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

税収等財源が純行政コストを下回ったため、本年度差額は2,715百万円の減少となった。また、平成29年度は固定資産の調査判明により大幅に増加した無償所管換等が、平成30年度は大きく減少したため、本年度純資産変動額は大きく減少した。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

業務活動収支は、人件費や補助金等の業務支出が減少したため前年より増加した。投資活動収支については、投資活動収入のうち基金取崩収入が減少したことから前年より減少した。また、財務活動収支については、地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから前年と同じくマイナスとなった。

財務書類に関する情報②(2018年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

住民一人当たり資産額が類似団体平均を上回っているのは、市町村合併前に旧市町村ごとに整備した公共施設があり、保有する公共施設が多いためである。多くの公共施設を保有する反面、維持管理費用、老朽化に伴う更新のための支出を伴うことから、施設の統廃合など、適正な数、配置等を見直す必要がある。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

将来世代負担比率が類似団体よりも高く、社会資本の形成等に係る将来世代の負担が重くなるため、地方債の新規発行の際は、地方交付税算入率の高い地方債に絞って借り入れるなど、地方債残高の縮小に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストは、類似団体平均よりも高い数値を示している。今後も人口減少が進むことが予想されるため、経常費用のうち人件費、補助金等の見直しに努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

住民一人当たり負債額は、類似団体平均を上回っている。引き続き、地方交付税算入率の高い地方債に絞って借り入れを行い、負債の抑制を図る。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は、類似団体平均値を大きく下回っている。今後、経常費用のうち人件費、補助費等を見直しつつ、経常収益の増加のため、使用料等の収益の確保、料金等の適正化に努める。

類似団体【Ⅱ-1】

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