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佐渡市:電気事業

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収録データの年度

📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2018年度 📅2017年度

経営比較分析表(2023年度)

収益的収支比率

2011201220132014201520162017201820192020202120222023200%400%600%800%1,000%1,200%1,400%1,600%1,800%2,000%2,200%2,400%2,600%2,800%3,000%当該団体値中央値(類似団体)

営業収支比率

2011201220132014201520162017201820192020202120222023200%400%600%800%1,000%1,200%1,400%1,600%1,800%2,000%2,200%2,400%2,600%2,800%3,000%当該団体値中央値(類似団体)

経営の状況について

R5年度は前年度(R4)を上回る発電実績を上げることができたが、発電開始年度(H29)の発電実績との比較では約6割程度の発電であった。猛暑の影響で農繁期はダムの貯水利用量が増加したことで発電量も増えたが、それに反してダムの水位が低下し貯水量の回復に時間を要したため、発電収入が殆ど得られなかった。制限を受けない冬期にまとまった雨量が望めたためダムへの流入量が増え水位も回復し発電量も増加となった。想定していた目標を下回る発電収入であったため、必要経費を差し引いた僅かな利益しか一般会計へ繰り出すことが出来なかった。

設備利用率

2011201220132014201520162017201820192020202120222023-0.01%-0%0.01%0.02%0.03%0.04%0.05%0.06%0.07%0.08%0.09%0.1%0.11%当該団体値中央値(類似団体)

修繕費比率

20112012201320142015201620172018201920202021202220230%当該団体値中央値(類似団体)

FIT収入割合

2011201220132014201520162017201820192020202120222023-10%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%110%当該団体値中央値(類似団体)

経営のリスクについて

発電は雨量の増減に大きく左右されることから、数年間の稼動を分析して、平均的な発電量の把握が必要と考える。

全体総括

本発電所で使用する流水は、「灌漑用水量+無効放流量」であり、農繁期の発電は灌漑用水への送水量に左右されるため発電量のバラツキが顕著である。冬場の発電については、用水の制約を受けないことから安定的な発電ができている。本施設は供用開始から7年目であるが、発電はダムの貯留に左右され、ダム水位が利益に直結することから、年間を通して安定した発電を行えるよう施設管理者の技術向上に努めていきたい。


収録資料

| 「財政状況資料集」 | 「経営比較分析表」 | 「統一的な基準による財務書類に関する情報」 |


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