経営の健全性・効率性について
令和3年度の①経常収支比率において、全国平均を下回っていますが⑤料金回収率は100％を上回っており健全な経営が保たれているものと考えます。⑧有収率については漏水調査をおこなった結果、過年度まで全国平均を下回っていましたが今年度は上回ることができました。より一層の経営効率化を図ります。
老朽化の状況について
平成9年4月の下水道の供給開始に併せ、給水管・配水管の布設替工事を行ったことで、法定耐用年数を超えるものは少ないです。電気、機械設備についても毎年点検を実施し、計画的な修繕を行っています。またアセットマネジメントを平成30年度に策定したことで将来の更新予測を把握し、管路、電気、機械設備等を計画的な更新を行うための財源の確保にも努めます。
全体総括
簡易水道事業特別会計を水道事業特別会計に統合したため経営指標が厳しくなっています。今後さらに給水人口の減少が進み、経営状況も厳しくなることから、経営の効率化を進め安定した経営ができるように努めます。また、施設の統廃合や、近隣市町村との水道事業広域化の検討もおこなっていく予定です。
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2021年度