事業・施設概要
| 都道府県 | 東京都 | 経営主体 | 八丈町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 6,795人 |
| 現在給水人口 | 6,775人 | 給水区域面積 | 2,105ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
令和2年度から令和5年度は新型コロナウイルス感染症による影響に対する住民の経済支援として水道料金を無料とした期間があったため、給水収益は本来の収益より少なくなっている。これにより④企業債残高対給水収益比率、⑤料金回収率は令和元年度以前から大きく変動している。しかし、無料とした額と同額を一般会計から補助を受けているため、実際の経営上は大きな変化は起きていない。令和5年度は10月から料金改定(値上げ)を行ったことで①経常収支比率は改善した。老朽管の漏水修繕や更新に積極的に取り組んでいるが、老朽管が多く更新が追いついておらず、⑧有収率は低い値となっている。⑧有収率向上のため、計画的に管路の更新を進めながらも、今後さらに維持管理費削減に努める必要がある。また、⑦施設利用率は低い値となっており、観光客の来島などにより夏場に増加する水需要を想定したうえで、適切な施設規模への統廃合を検討する必要がある。
老朽化の状況について
③管路更新率はほぼ平均と同じであり、毎年順次実施しているが、管路延長が大きく、工事費も高額なため、更新が追いついておらず、②管路経年化率は徐々に増加してしまっている。②管路経年化率の増加が抑えられるよう、今後も国・都の補助事業を活用し、老朽管更新を進める。
全体総括
令和5年10月に水道料金改定したため、令和5年度は経営改善が見られるが、今後は人口減少等による収益減少に対し、老朽化した管路・機器等の更新費用増加により経営悪化が見込まれる。さらに直近の物価高騰はすさまじく、想定以上に早い段階で経営悪化が見込まれる。投資規模を見直し経費削減に努めるとともに、改定した水道料金の状況を見ながら、長期的に安定した経営を目指し、運営していく。
経営状況
収支構造
総額4.8億円
総額4.3億円