事業・施設概要
| 都道府県 | 島根県 | 経営主体 | 邑南町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 9,364人 |
| 現在給水人口 | 8,228人 | 給水区域面積 | 5,390ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は下がってきている。この要因として、給水人口の減少により給水収益は減少傾向にあり、一方で物価の高騰等により経常費用は増加していることが考えられる。⑤料金回収率は100%を大きく下回っており、給水収益以外の収入で賄われていることが伺える。赤字を吸収していた他会計補助金も減少しており、適正な料金設定が必要である。②給水収益は減少し費用は増加している状況では、今後欠損金が生じる見込みである。③流動比率は他団体を大きく下回っている。過去一定期間に借入れが集中し流動負債が大きいことによる。④企業債残高の減少により微減しているが、今後数年間大型投資を計画しており、残高は増加する見込みである。企業債の返済財源である給水収益を増やすことが必要である。⑥給水原価は依然として他団体を大きく上回っている。引き続き有収水量増加のため老朽管の更新を進め、あわせて経費節減に務める。⑦施設利用率は他団体を上回っているが、⑧有収率は大きく下回っており、収益につながっていない。有収率が低い地域から優先して老朽管更新を行い有収水量増を目指すとともに、施設の統廃合の検討を進める。
老朽化の状況について
①給水区間が広く多くの施設を抱えており、それらの多くで老朽化が進んでいる。過去の更新履歴を元に、計画的に更新を行う。②③有収率、老朽化率を勘案し、管路更新工事を進めているところである。更新が必要な資産が多いため、「邑南町水道ビジョン」に基づき計画的に更新をしていく。
全体総括
人口減少の影響を受け給水収益は減少している。一方で、施設の維持修繕に係る費用は薬品費や材料費等の高騰により増加しており、経営状況の悪化は必至である。また、施設の更新にかかる費用の多くを企業債で賄っており、将来世代の負担が増えることになる。建設改良費の財源である収益的収支における純利益を確保するため、適正な料金設定が必要である。引き続き、経費の節減に務め、計画的な更新を行っていく。
経営状況
収支構造
総額3.8億円
総額3.8億円