事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 信濃町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 7,462人 |
| 現在給水人口 | 7,237人 | 給水区域面積 | 3,627ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率及び②累積欠損金比率は、これまで、経常収支比率は100%以上であるので、累積欠損金はない。③流動比率(627.50%)は、管路更新率0.02%であり、基幹管路の更新工事である鉄道推進及び石綿管更新工事(L=560m)を次年度への繰り越しが主な要因である。④企業債残高対給水収益比率(53.76%)は、減少傾向にある。有形固定資産減価償却率が6割を超え、取水・浄水施設等の更新を要する。効率的な施設更新と料金負担のあり方検討が充用となる。⑤料金回収率は、100.31%となり減少傾向で、老朽化による修繕費の増加や、人口減少による収入減が課題となる。人口規模に即した施設更新(施設の統廃合含む)や料金負担受益者負担のあり方の検討が必要である。⑥給水原価は、186.63円/㎥となり、全国平均181.66円/㎥を超えているが、基本計画策定業務(約15,000千円)が主な要因だが、物価上昇や更新費用の増加を懸念する。⑦施設利用率は、48.74%で全国平均60.21%を大きく下回る。施設の統廃合の検討が必要。⑨有収率は、76.87%となりここ3年間は減少傾向である。管路経年化率35.13%と、施設利用率48.74%を踏まえた効率的な更新を検討する。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率、②管路経年化率は全国平均・類似団体平均と比較しても高く、施設の老朽化が進んでいる。③管路更新率0.02%は、基幹管路の更新工事を翌年度に繰り越したことが要因である。しかし、近年の更新率は減少傾向にあり、配水施設の更新と管路更新を行うため、投資財政計画・経営戦略を見直しを引き続き検討する。
全体総括
平成29年に水道料金の改定(平均14%増額)を行った。令和6年度に水道事業基本計画と「信濃町水道事業ビジョン(R6)」を更新し、配水池の統廃合と基幹管路を考慮した施設更新を検討した。施設更新にあたり、統廃合やダウンサイジングを検討し実施する。検針員の高齢化と企業職員の人員確保に課題があるため、令和7年度から5年間で、量水器を全てスマートメーター化し、事務処理の軽減を図る。経営は比較的、健全運営であるが、今後の施設更新と人口減少から、財源確保が課題となる。持続可能な事業運営を目的に適正な料金の検討を行う。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.9億円