事業・施設概要
| 都道府県 | 静岡県 | 経営主体 | 松崎町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 5,589人 |
| 現在給水人口 | 5,531人 | 給水区域面積 | 2,183ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
給水人口の減少が続き、給水収益や水道使用量は減少傾向にある。経常収支比率について、令和6年度においては前年度比で減となっているが、これは経常費用において貸倒引当金を計上したことが要因となっている。流動比率の前年比増については、一般会計からの繰入金により流動資産が増えたことと、企業債の償還が進み、流動負債が減少したことが要因となっている。また、企業債残高対給水収益比率は類似団体平均値を下回っているものの、依然として企業債の償還金が経営の大きな負担となっている。料金回収率について、令和7年4月からの料金改定により供給単価の増が見込まれるが、経常費用の増加及び年間総有収水量の減少に歯止めが効かない状況となっており、給水原価についても増が見込まれるため、令和7年度以降も依然として注視が必要である。事業の効率性については、有収率において類似団体平均値を上回っているものの、施設利用率については類似団体平均を下回っている。これは、昭和40年代からの高度経済成長時に人口及び観光交流客数が増加することを見込んで整備されたことが要因となっている。令和7年度以降は老朽化した施設を統合した新設配水池を築造予定だが、その他の施設についても更新時にダウンサイジングや省力化等の検討が必要となる。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率、管路経年化率は共に類似団体平均値、全国平均を上回っており、施設の老朽化が進行している。施設、管路の更新には多額の費用が必要となることから、日常点検を強化し、早期に異常を発見することや損傷箇所の修繕に努め、施設の長寿命化を図るとともに経営戦略等を踏まえた事業費の平準化を図り、計画的かつ効率的に更新に取り組んでいく。
全体総括
給水人口の減少、観光交流客数の減少により給水収益の減少が続いている。一方で物価高騰や燃料費の高騰などにより費用は増加傾向にある。また、施設や設備は更新時期を迎え、多額の更新費用が必要となる。令和7年度の料金改定により設備更新費用や収益を確保するとともに、施設点検を強化し、適時適切な修繕を実施することにより施設の長寿命化を図ることや、計画的な設備の更新を行っていく。
経営状況
収支構造
総額1.7億円
総額1.5億円