三木市:簡易水道事業(法適用)

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経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

・自己資本構成比率は、96.71%に達し、自己資本による経営を確立している。・流動比率は、651.78%と平均値の約2倍を確保し、高い流動性を保持している。・企業債残高対給水収益比率は、0.55%と「借入金」に依存しない経営を進めている。・料金回収率は、94.38%と100%を下回っているが、経常収支比率は、常に100%以上を確保し、黒字経営を継続している。(累積欠損金は存在しない。)・財務状況及び収支状況ともに、健全性を確保し、効率的な経営を行っている。・施設利用率及び有収率ともに平均値を上回っており、効率的な施設利用ができている。

老朽化の状況について

・平成26年度の新設を含む布設延長は、7,876m(1.26%)になる。・三木インフラメンテナンス計画により管路更新は、年間1%(7㎞)とし、老朽塩ビ管路を重点的に更新していく。・老朽塩ビ管路(VP管)の延長は、170㎞(27%)あり、年間7㎞更新で、25年間で更新予定である。・全管路の耐震化率(耐震を有する管を含む。)は、24.8%と低いが、配水幹線の耐震化率は、68.2%を維持している。・耐震化の考え方は、配水池を優先的に耐震構造へ更新している。・平成26年度末の配水池の耐震化率(容積率)は、94.1%になる。

全体総括

・平成28年度には、企業債を全て償還し「有利子負債ゼロ」の健全経営を達成する。・この健全経営の確保を基盤に、計画的な管路や施設の更新を進めていく。・人口減少や需要量の低迷という厳しい環境が続くと想定されるが、健全経営を維持し、安全で安定した水道水の供給に努め、市民から信頼される水道事業を目指す。

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