特定環境保全公共下水道 小規模集合排水 個別排水処理施設 相生市民病院 農業集落排水施設 公共下水道
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度
人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(平成28年度末34.24%)に加え、市内に中心となる産業が少なく財政基盤が弱いものの類似団体と同水準にある。平成28年度から実施している「第3期相生市行財政健全化計画」に基づき、人口減少対策としての各種事業を展開し、税収等の確保に努めてきた。今後も、地域創生総合戦略「相生市もっと活力上昇計画」と「第3期相生市行財政健全化計画」に沿って、事業の選択と集中を行い、活力あるまちづくりを展開しつつ、行財政の健全化を図ることで、財政基盤の強化に努める。
経常一般財源において、地方消費税交付金が減、地方交付税が平成27年国勢調査の結果反映等により減となったことにより総額が減少し、経常経費充当一般財源において、人件費が退職者の減に伴う退職手当が減少したものの、扶助費等が増加傾向にあり、経常収支比率は高い水準にある。今後は、文化会館建設事業・庁舎耐震補強事業債の償還額が増となることより公債費が増加していくと見込まれるため、今まで以上に事務事業の全般について、見直しを行い、経常経費の抑制に努め、比率の改善を図る。
類似団体と比較して低くなっているのは、平成18年度から平成22年度にかけて実施した「第1期相生市行財政健全化計画」による徹底した経費削減の効果であり、さらに平成25年度より消防業務を一部事務組合で行っていることが挙げられる。今後は、施設の老朽化による維持補修費の増加が見込まれるため、引き続き削減に努めていく。
事務事業の直営又は一部事務組合営等により各類団により異なるが、平成23年度から平成27年度の5年間を計画期間とする「第4次定員適正化計画」に基づき、職員数の適正化に努めてきた結果、類似団体平均を下回っている。現在、平成28年度から平成32年度を計画期間とする「第5次定員適正化計画」に基づき、新たな行政需要等に対応した適切な職員配置に努めるとともに、事務事業の見直しや民間委託等の活用等により、引き続き職員数の抑制を基本とした職員数の適正化を進めている。
起債償還額について、相生市文化会館の建設等の財源として発行した起債の償還開始などにより平成26年度以降は高い水準にある。また、償還額に対する特定財源や地方交付税の基準財政需要額が減少傾向にあること等により数値が悪化している。今後は、庁舎耐震化工事の財源として発行した起債の償還が始まるとともに比率の高止まりすることが予想されるため、これまで10年償還を基本としていた本市の銀行等引受債について、世代間の負担の公平性化と公債費負担の平準化の観点から見直し、実質公債費比率の急激な上昇を抑える
平成28年度においては、公債費元金の償還額が新規発行の起債額を上回り、昨年度より数値が改善したものの、相生市文化会館建設のための投資的経費の財源として起債をしたことで起債残高が大幅に増加していること、また、財源不足の調整や退職手当の財源として財政調整基金や職員退職手当基金を取り崩したことにより基金残高が減少したこと等により数値は高止まりしている。今後も公共施設の老朽化に対する更新経費等が見込まれるが、地方債の発行抑制に努め、財政の健全化を図る。
類似団体の多くが一部事務組合等で行っている塵芥処理業務等を直営で行っていることや職員の年齢構成の特徴などから、これまでは比較的高い水準にあったが、平成25年度より消防業務を一部事務組合へ移行したことにより、近年は全国レベルとなっている。平成28年度は前年度と比較し、退職手当額が減額となったことから、類似団体平均より若干低い水準になったと考えられる。
「第1期相生市行財政健全化計画」に基づく歳出削減により、類似団体との比較で低い数値となっているものの、平成28年度より相生市文化会館のオープンに伴う委託料等の増加により比率が悪化した。今後も、事業内容をゼロベースで見直しを図り、更なるコスト削減に努める。
扶助費に係る経常収支比率が類似団体を上回り、かつ上昇傾向にある要因として、生活保護費の医療扶助の増加等があげられる。今後、資格審査の適正化や各種手当への特別加算等の見直しを進めていくことで抑制に努める。
その他に係る経常収支比率が高い要因は、繰出金が類似団体より多額であるためである。これは、下水道事業会計において過去に整備費に多額の起債を発行し、その元利償還金が膨らんでいるからである。今後、下水道事業会計では独立採算の原則に立ち返って徹底した経費の抑制を行うとともに、定期的に使用料の見直しを行うなど健全化に努め、繰出金の抑制を図る
平成25年度より消防業務については一部事務組合による運営となったために比率は上昇したが、単独で行う補助交付金を「第1期相生市行財政健全化計画」において見直したことにより、比率が低い要因となっている。
公債費については、平成20年度をピークに減少していたが臨時財政対策債や第三セクター等改革推進債に係る償還額の増加などにより上昇傾向にある。今後は、相生市文化会館建設や庁舎耐震補強工事などに多額の起債の償還が始まり、比率の上昇が見込まれる。そのため、銀行等引受債の償還期間の見直しにより公債費の平準化に努める。また、公営企業債の公債費に対する繰出金を含めると、実質的な公債費負担は大きくなっている。
物件費、補助費等に係る経常収支比率は低いものの、以前から繰出金に係る比率が高いことに加え、近年扶助費の比率が増加傾向にあることが要因である。繰出金については下水道事業会計の元利償還金に対するものが主であるため、実質的には公債費に係る経費が当市の経常収支比率を押し上げている要因となっている。今後は、計画的な事業の実施により公債費の抑制を図り、健全な財政運営に努める。
将来負担比率・公債費比率のいずれについても、類似団体平均と比べ比率は大きくなっている。その原因の一つは、公営企業会計への公債費に対する繰出金が、類似団体に比べて高いことである。また、相生市文化会館の建設などの大規模な投資的経費の財源として起債を活用していることも、数値を悪化させてる。今後についても、庁舎の耐震補強工事などの事業の財源として起債を活用する予定であるので、交付税の算入のある地方債の活用などにより適正な比率の管理に努め、また、事業内容をゼロベースで見直しを図り、財政の健全化を図る。
木古内町 奥尻町 寿都町 黒松内町 泊村 神恵内村 上砂川町 上川町 占冠村 音威子府村 大船渡市 久慈市 釜石市 白石市 角田市 藤里町 長井市 本宮市 檜枝岐村 北塩原村 広野町 川内村 葛尾村 下妻市 高萩市 北茨城市 潮来市 桜川市 つくばみらい市 矢板市 さくら市 富岡市 檜原村 利島村 新島村 神津島村 三宅村 御蔵島村 小笠原村 南足柄市 清川村 小千谷市 加茂市 見附市 糸魚川市 妙高市 魚津市 氷見市 滑川市 黒部市 砺波市 小矢部市 舟橋村 羽咋市 かほく市 能美市 大野市 勝山市 あわら市 富士吉田市 都留市 大月市 中央市 早川町 小菅村 丹波山村 平谷村 上松町 王滝村 小谷村 野沢温泉村 美濃市 瑞浪市 山県市 飛騨市 郡上市 白川村 高浜市 岩倉市 弥富市 東栄町 豊根村 いなべ市 野洲市 米原市 笠置町 相生市 赤穂市 西脇市 小野市 加西市 養父市 朝来市 宍粟市 加東市 御所市 葛城市 黒滝村 天川村 野迫川村 十津川村 下北山村 上北山村 高野町 すさみ町 太地町 古座川町 北山村 日吉津村 川本町 美郷町 海士町 西ノ島町 井原市 備前市 浅口市 竹原市 府中市 大竹市 上関町 牟岐町 松野町 大川市 豊前市 赤村 多久市 武雄市 臼杵市 津久見市 三島村 大和村 国頭村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村