黒松内町国民健康保険病院 簡易水道事業(法適用) 特定環境保全公共下水道 個別排水処理施設 特定地域排水処理施設
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■財政力指数:0.13指数の変動はほぼ横ばいで、人口の減少、少子高齢化に加え、本町の基幹産業である農業経営も低迷するなど、財政基盤が弱く、類似団体平均である0.22を下回っている。事務事業等歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、活力あるまちづくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより財政の健全化を図る。
■経常収支比率:83.6%指数の変動は下落傾向で、類似団体平均である85.1%を下回っている。類似団体平均とほぼ同水準であるが、事務事業等歳出の徹底的な見直しを実施するとともに、活力あるまちづくりを展開しつつ、行政の効率化に努めることにより財政の健全化を図る
■人口1人当たり人件費・物件費決算額:442,783円類似団体平均である492,998円と比較して若干下回っている。昨年度と比較すると人口1人当たり人件費・物件費等決算額は高くなっている。要因としては人口減少により1人当たりの決算額が高くなったと考えられる。人件費・物件費については類似団体の平均を下回っているが、今後も行政の効率化に努め財政力の健全化を図る。
■ラスパイレス指数:95.6%ここ3年間は指数の変動はほぼ横ばいで推移している。東日本大震災復興財源のための国家公務員給与の減額に応じ、本町でも平成25年7月から4.8~5%の削減を行っていたが、平成26年3月で独自削減終了したことにより類似団体平均94.2%を上回っている。今後将来に渡って類似団体平均を大きく上回ることがないよう、効率的な組織機構の検討と併せて給与制度の改善を図っていく。
■人口千人当たりの職員数:21.16人退職者不補充(新規採用の抑制)により、類似団体平均である24.72人を下回っている。今後においても職員数の適切な定員管理に務める。
■実質公債費比率:6.9%指数の変動はほぼ横ばいで、類似団体平均である6.9%と同率である。今後は診療所建替え事業や給食センター建設事業等の大型建設事業を予定しているため、新規地方債の発行額を抑制しながら、適切な事業実施により引き続き比率を抑えるように努める。
■将来負担比率:32.9%類似団体平均0.0%と比較すると大きく上回っており、前年度と比較すると18.0%増加している。これは、地方債の現在高の増によるものが主な要因となっている。今後においても新規地方債の発行額を抑制するなど、緊急度、住民ニーズを的確に把握した事業選択により、起債に大きく頼ることのない財政運営に努めて行く。
■人件費:20.7%類似団体平均である25.6%と比較すると、人件費に係る経常収支比率は低くなっており、退職者不補充による人員削減のほかごみ収集業務や公共施設の管理等を民間に委託で実施している事により人件費を抑制している。今後についても、職員の適正化を図り、人件費の抑制に努める。
■物件費:13.8%類似団体平均である14.9%と比較すると、物件費に係る経常収支比率は下回った。要因としては、公共施設の維持管理業務委託経費や旅費、役務費などの抑制、経費削減を徹底して実施してきたことが考えられる。今後も管理的経費の削減を徹底し、効率的な行政運営を行い、コスト削減に努める。
■扶助費:5.2%類似団体平均である2.9%と比較すると、扶助費に係る経常収支比率は大きく上回っている。要因としては、平成17年度から養護老人ホームの施設措置費が一般財源化されたためであり、今後も施設措置費の増加は避けられないが、財政を圧迫するような上昇には歯止めを掛けるように努める。
■その他:17.9%類似団体平均と比較すると大幅に上回っている。平成28年度より国保病院が診療所化民間へ指定管理となり繰出金(補助費分)が増額となったことにより上昇したものと思われる。今後も公営企業経営健全化を図ることで、繰出金の抑制を図るなど、経費の削減に努める。
■補助費等:11.3%類似団体平均である12.6%と比較すると、補助費に係る経常収支比率は下回っている。要因として、国保病院が診療所化され民間へ指定管理となり繰出金(補助費分)が減額となっていることが挙げられる。今後は各種団体への補助金の見直し等を進め、経費の削減を図る。
■公債費:14.7%類似団体平均18.3%と比較すると下回っており、昨年度と比較しても1.8%減少している。今後は上昇することが予想されるため地方債の新規発行の抑制に努める。
■維持補修費ここ数年はほぼ同率で推移している。類似団体平均である22,197円と比較すると35,656円となっており大幅に上回っている。経費の削減を徹底し、効率的な行政運営を行い、コスト削減に努める。
実質公債費比率は類似団体と比較してほぼ同水準となっているが、今後、大型投資事業(総合体育館建設、新診療所建替え、給食センター建設等)が予定されているため実質公債費率は上昇傾向になると予想される。将来負担比率は近年減少傾向で推移していたが、今後の大型投資事業の実施により大幅に上昇すると予想されるため、これまで以上に公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。
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