41:佐賀県
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武雄市:末端給水事業
末端給水事業
公共下水道
農業集落排水
特定地域生活排水処理
工業用水道事業
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率が前年度と比較し大幅に減少しているのは、令和2年4月の広域統合に向けての会計処理における資産減耗費の増加によるものだが、流動比率は高水準で推移していることから、経営の健全性は確保できていると判断できる。給水原価は類似団体と比較し高水準で推移しており、統合に向けての会計処理に伴う経常費用の増加により給水原価が増加した結果、料金回収率が100%を下回った。有収率について、前年より減となっているが、令和元年8月の豪雨による料金の特別減免措置を行ったことによるものが主因である。施設利用率について前年より減少となっているのは、漏水による無効水量の減少に伴う配水量の減少によるものである。平均より低い傾向にあるのは、施設の配水能力が配水量に対して過大となっているため、今後は施設の統廃合やダウンサイジングなどの検討が必要と考えている。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について有形固定資産減価償却率について平均値を上回って推移しており、類似団体以上に施設の老朽化が進んでいると考えられる。前々年度から継続して管路更新率が類似団体を下回っているが、管路経年化率について平均を下回っていることから老朽管更新は進捗していると判断できる。令和2年4月の広域統合に伴い、佐賀西部広域水道企業団においても引き続き老朽管更新・漏水調査を継続して実施し、計画的な管路更新や有収率の向上、未収金対策も含めた料金収入確保等に努める。 |
全体総括令和2年4月より佐賀西部広域水道企業団との広域統合により、武雄市水道事業単独での経営は令和元年度をもって終了するが、給水人口の減少、施設の老朽化等経営環境が厳しくなることが見込まれる中、サービス維持のためにより一層の計画的・効率的な経営を行えるよう円滑な体制移行に努める。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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