千葉県鴨川市:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)
千葉県鴨川市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
平成17年度から平成25年度まで繰上償還を実施したことに伴って支払利息の減少を、入札の執行による薬品等の経常経費の削減に努め、財政の健全に向けた取り組みを実施してきた。また、平成28年度からは、高料金対策として一般会計からの繰入金及び千葉県の市町村総合対策事業補助金を受けているものの、令和6年度において赤字決算により経常収支比率は97.72%となり、全国平均・類似団体平均のいずれもを下回った。要因として、人口減少も要因ではあるが、事業者の水道使用量が減少しており、それにより給水収益の減収が加速している。また費用面においては、細かな漏水修繕の増加、物価高騰に伴う各費用が増加したことなどにより、費用面が増加したことがあげられる。施設利用率は全国平均・類似団体平均が前年度より大きく下がったことにより上回っている。また有収率は全国平均・類似団体平均と比較して依然下回っているが、特に有収率においては、漏水の発見・修繕があったことなどから若干の上昇がみられる。企業債残高は、人員的な課題もあり大きな建設改良事業が行えないことなどもあるが、借入を行いつつも、完済が進んでいることもあり年々減少している。近年自然災害による影響もあることなどから、今後も収支バランスを踏まえた企業債の借入れを行い、計画的に建設改良事業を実施してくこととしている。料金回収率は、令和2年度以降、引き続き100%を下回る状況となった。100%を下回っている状況は給水に係る費用を水道料金収入だけでは賄えない状態となっており、今後、料金改定を検討するとともに、更なる費用削減を講じていくこととしている。
老朽化の状況について
管路経年化率は令和5年度において51.09%となり、前年度と比較し8.65ポイント上昇した。これは、現在、代替部品の確保が困難な電気計装設備等の更新を重点的に更新していることや、人員不足などにより老朽管の更新事業を縮小していること、また、高度経済成長期の拡張事業で布設した管路の耐用年数を経過し始めたことによるものであり、今後も上昇していく見込みである。今後については、水道事業の統合広域化があることから、それを踏まえつつ計画的な老朽管の更新を図れるように今後も努める。
全体総括
給水収益が減少する中、管路及び施設の老朽化による修繕費をはじめ、物価高騰等による各費用が増加傾向にあるため、管路及び施設を更新するための財源を確保することが非常に困難な状況となっている。その様な中、平成28年度から高料金対策として一般会計繰入金及び千葉県市町村水道総合対策事業補助金を受け入れているが、令和6年度は赤字決算となったこともあり、経常収支比率は類似団体平均や全国平均を下回る状況となり、また有収率及び料金回収率が減少傾向であることなど、経営状況は依然厳しい状況となっている。また、企業債の償還ピークが令和4年度であったため今後数年は償還が減少傾向となるが、今後も安定的な資金確保を行う必要はあり、建設改良事業の実施については、資金面などを踏まえながら計画的に実施しなければならず、そのため、有形固定資産減価償却率、管路経年化率、管路更新率の改善が困難な状況にある。財政状況を踏まえ、今後老朽化が進む施設の計画的な改修を実施していく予定としている。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の鴨川市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。