事業・施設概要
| 都道府県 | 千葉県 | 経営主体 | 鴨川市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 34,247人 |
| 現在給水人口 | 34,065人 | 給水区域面積 | 16,731ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
繰上償還の実施による支払利息の減少等、経常経費の削減に努め財政の健全化に向けた取組を実施、黒字経営を維持しているものの、平成27年度は修繕費等の営業費用の増加と営業収益の主体となる給水収益の減少により、経常収支比率は前年度と比べ4.8%減少している。また、施設利用率、有収率は類似団体と比較し下回っており、特に有収率は、発見の困難な漏水量が近年増加したことにより、平成23年度から年々減少傾向となっている。企業債残高は損益勘定留保資金の確保のため借入を抑制していることから年々減少しており、今後も同様に減少していく見込みとなっている。料金回収率は、年々減少傾向にあるものの、平成27年度で102.53%と100%を上回っている。以上のことから経営状況は平成27年度までは健全性を維持しているものの、今後、有収水量が減少傾向にあるため、主たる収入となる給水収益も減収が見込まれる中、施設の老朽化の進行により修繕費等の費用の増加が見込まれる。
老朽化の状況について
更新時期を経過した管路及び施設が多数あり、今後も年々増加する見込みとなっている。現在、代替部品の確保が困難な配水施設の更新を重点的に実施していること、昨年度から過去の拡張事業で布設した管路が耐用年数を経過し始めたことから管路経年化率は年々上昇する見込みとなっている。給水収益が減少する中、多額の費用を必要とする更新工事を実施することが困難なため、管路経年化率の上昇を抑制出来ない状況となっている。
全体総括
給水収益が減少する中、管路及び施設の老朽化により修繕費や維持費が増加傾向にあるため、管路及び施設を更新するための財源を確保することが非常に困難な状況となっている。平成28年度は、一般会計から高料金対策としての繰入金及び千葉県から千葉県水道総合対策補助金を受けることとなっているため、これらの補助金等を有効に活用し、経営の健全化を維持するように努めている。また、今後経営戦略を策定し、老朽化が進む施設の改修を計画的に実施できるよう検討していく予定である。
経営状況
収支構造
総額13.4億円
総額12.8億円