事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 菊池市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 46,473人 |
| 現在給水人口 | 34,038人 | 給水区域面積 | 7,196ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、100%以上で推移しているものの、動力費等の経常費用の増が影響し、前年度から10.24ポイント悪化したことで、類似団体平均を下回りました。②累積欠損金は発生していません。③流動比率は、類似団体平均を下回っているものの、100%を超えており、短期債務に対する支払い能力は確保されている状況です。④企業債残高対給水収益比率は、統合前の旧簡易水道事業の企業債借入れが影響し、類似団体平均を大きく上回っていますが、毎年度の企業債借入額を償還額の範囲内とするなど改善を図ります。⑤料金回収率は、給水原価が供給単価を上回ったことで、100%を割り込みました。⑥給水原価は、地下水を水源としているため、類似団体と比較して低い状況ですが、動力費等の経常費用の増により、前年度から14.04円増加しました。⑦施設利用率は、地形などの影響から多数の施設を保有しているため、類似団体よりも低い状況です。⑧有収率は、漏水調査や早期漏水修繕に取り組んだことや、老朽管の更新を行ったことにより、前年度から大きく改善しました。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、上昇傾向にありますが、類似団体と比較しても低い値となっており、水道水の安定供給に影響を及ぼす状況ではありません。②管路経年化率は、上昇傾向にあり、類似団体平均を上回っています。③管路更新率は、類似団体を上回っているものの、前年度より0.11ポイント減少しました。今後の更新需要に備え、健全な経営状況を維持しつつ、計画的に更新を行っていく必要があります。
全体総括
本市の水道事業は、類似団体と比較すると概ね健全な経営状況であると判断できますが、今後は人口減少による有収水量の減少や、物価上昇による水道施設の維持・更新に係る経費の増加等により厳しい事業運営が予想されます。そのような中で、菊池市水道ビジョン(経営戦略)に基づき、ダウンサイジングも考慮した施設の効率化や老朽管の更新を進め、安心安全な水道水を安定して届ける経営に取り組みます。
経営状況
収支構造
総額6.2億円
総額5.9億円