事業・施設概要
| 都道府県 | 宮城県 | 経営主体 | 白石市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 30,370人 |
| 現在給水人口 | 29,305人 | 給水区域面積 | 4,962ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は前年度を上回っており、収益の面では下水道事業の分も水道事業が負担している料金徴収に係る費用を下水道事業から繰り入れている下水道使用料徴収負担金が、調定件数の増加に伴い増額したこと及び負担金単価が料金徴収業務委託料の増額に伴い増額改定されたこと、また、費用の面では契約水量の変更による受水費の減額等が要因となっていると考えられる。今後は人口減少等で給水収益の減少傾向が続くと予測される。料金回収率についても前年度を上回っており、これは上記のとおり費用の抑制によるものであると考えられる。100%をわずかに上回っており、適正な料金水準にあると言える。流動比率については、令和6年度において消費税の還付が発生したことによる未収金の増や、令和5年度決算において翌年度への工事の繰越が多く未払金が増加したが、令和6年度において解消されたこと等により、前年度と比べて改善した。企業債残高対給水収益比率については、類似団体や全国平均と比較すると低い値となっているが、「白石市水道ビジョン」に基づき、引き続き資産の更新を行っていくため、今後増加していくと考えられる。有収率については、前年度と比べると1.88ポイント下がっており、類似団体と比べても依然として低い状況にある。今後も漏水調査や配水量の見直しを行い、有収率向上への取り組みを行っていく。
老朽化の状況について
有形固定資産全体としては6割が償却期間を終えており、管路経年化率も4割を超えている。類似団体と比較しても高い傾向にあり、計画的な更新が必要となっている。管路更新率については、令和3年3月に策定した「白石市水道ビジョン」の計画に基づき更新を行っており、前年度と比較すると0.27ポイント増加した。今後も更新されていない管路については、更新延長を年間約3kmとして、効率的に更新を行っていく。
全体総括
財政の健全性は保たれた状態になってはいるものの、給水人口の減少が続いており、今後は給水収益についても減少傾向が続く見込みとなっている。また、施設の老朽化の状況から、計画的な施設及び管路の更新を行っていく必要があるが、その一方で物価高による更新費用の増加が見込まれることから、より厳しい経営状況となることが予想される。今後も、経費削減に努めるとともに、料金改定なども視野に入れ、事業運営を行っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額8.5億円
総額7.5億円