事業・施設概要
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 玉名市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 62,100人 |
| 現在給水人口 | 47,634人 | 給水区域面積 | 8,433ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
・経営の健全性を示す経常収支比率は、昨年度に引き続き100%を下回ったため、今後も累積欠損金の解消に向けて更なる経営改善に取組む必要があります。・累積欠損金比率は、昨年度に引き続き赤字であったため、全国平均及び類似団体平均値を大きく上回っています。早期の解消に向けて適切な料金水準に向けた検討を行う必要があります。・流動比率は100%を上回っており、返済能力は確保されている状況です。しかし近年は減少傾向にあるため流動資産の値に注意する必要があります。・企業債残高対給水収益比率は、全国平均及び類似団体平均値を上回っています。これは長期的に整備を行っている東部地区改築更新事業に係る起債発行の影響によるものです。人口減少に伴い給水収益も減少傾向にあるため、今後も投資と料金のバランスを考慮していく必要があります。・料金回収率は、100%を下回って推移しており事業に必要な費用を料金で賄えていない状況です。適切な料金収入確保のため料金の適正化に努めていく必要があります。・給水原価は、全国平均及び類似団体平均値を下回っており、効率性は保たれています。・施設利用率は、全国平均及び類似団体平均値を上回り高い水準で推移しているため、適切に稼働している状況です。・有収率は、全国平均及び類似団体平均値を下回って推移しています。老朽管の計画的かつ効率的な更新に取組んでいく必要があります。
老朽化の状況について
・有形固定資産減価償却率は、全国平均及び類似団体平均値を下回っています。令和2年度から実施している東部地区改築更新事業やその他の老朽管布設替が要因と考えられます。今後も引き続き施設や設備の経年化の分析を行いながら、適切な更新に努め、機能を確保していく必要があります。・管路経年化率は、全国平均及び類似団体平均値を大きく下回って推移していますが、今後耐用年数に達し更新時期を迎える管路等の増加が考えられるため、事業の平準化を図り、計画的かつ効率的な更新に取組む必要があります。・管路更新率については、令和2年度から実施している東部地区改築更新事業やその他の老朽管布設替の影響により全国平均及び類似団体平均値を大きく上回まっています。引き続きアセットマネジメント計画に基づき、計画的かつ効率的な老朽管の更新を進めていく予定です。
全体総括
・経営状況は、昨年度に引き続き3年連続で赤字となり現行の料金収入では維持管理費などの経費が賄えていないのが現状です。今後も安定的、継続的に運営を行うためには、運営経費のほか、老朽施設の更新費用を賄うための収入の確保が求められます。人口減少を背景とした料金収入の減少により収入の確保が困難な状況となっており、経営状況は更に厳しさを増すものと考えられます。将来の安定経営に向けて料金改定の実施による料金収入確保のほか、広域化・共同化の推進や経営の効率化による維持管理費の縮減を図り。経営基盤の確保に取組んでいきたいと考えています。
経営状況
収支構造
総額7.4億円
総額7.9億円