事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 富士吉田市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 46,008人 |
| 現在給水人口 | 45,692人 | 給水区域面積 | 1,159ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性•経常収支比率は109.78%と100%を上回っており、安定した収益を確保してる。また、料金回収率は100.42%と100%を超えており、給水原価を供給単価で適切に賄えている。・累積欠損金比率は0.00%(平均:4.74%)を維持しており、健全な財務状況である。・流動比率は294.89%(平均:319.99%)と平均をやや下回っているが、短期的な支払能力の余力がある状態である。•企業債残高対給水収益比率が646.22%と類似団体平均の365.55%を大幅に上回っており、長期的な財務リスクへの配慮が必要である。経営の効率性・料金回収率は100.42%となっており、類似団体平均の平均値を上回っている。今後の人口減少による収益減と施設更新費用の増大により、回収率は低下していく見通しの為、経費削減や効率的な経営が必要である。•給水原価は85.85円と、類似団体平均の半分以下の水準に抑えられており、非常に高いコスト効率を実現している。•施設利用率は50.56%、有収率は79.87%といずれも平均を下回っている。施設が供給能力に対して十分に活用されていない状況や、漏水等による収益化されない水の割合が平均より高い。R7年度に衛星による漏水調査を行い効率的な修繕を行い。有収率の向上に取り組んでいる。
老朽化の状況について
•有形固定資産減価償却率は45.61%となっており、施設全体の法定耐用年数に対する経過は少なくなっており、類似団体平均および全国平均を下回っている。•管路経年化率は19.92%となり、4年間で3ポイント以上上昇しており、管路の老朽化が着実に進行している為、財源の確保を踏まえ、今後も計画的に更新を行う必要がある。•管路更新率は0.63%であり、類似団体平均および全国平均を上回っている。今後も計画的かつ効率的にに管路の更新を進めていく必要がある。・現時点では類似団体と比較して老朽化が進行していない状態にあり、全国平均を上回るペースで実施されている積極的な管路更新の成果。今後は、上昇傾向にある経年化率を注視しつつ、将来の更新需要増に備えた計画的な維持管理が重要。
全体総括
経営面では、平成29年の料金改定以降、収支の改善が図られ、企業債残高対給水収益比率が高いものの経営の健全性では良好な状態を維持している。施設面では、水道施設全体の老朽化が進んでいく中で、有形固定資産減価償却率管路経年化率及び管路更新率は類似団体平均より概ね良好な状況が続いている。今後も、老朽管の更新・耐震化に要する費用が増加していくことが見込まれており、更に人口減少等による給水収益の減少傾向が続くことや物価高騰による経費の増加が予想されるなど厳しい経営が予測される。安全で安心な水道水を安定的かつ継続的に供給できるよう、DXによる漏水調査等の個別改善に加え、令和7年3月改定の「経営戦略」及び「ビジョン」に基づき、施設規模の適正化や事業運営の効率化やコスト縮減に努め取り組んでいく。
経営状況
収支構造
総額8.0億円
総額7.3億円