事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 加西市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A5 | 行政区域内人口 | 41,244人 |
| 現在給水人口 | 40,645人 | 給水区域面積 | 10,905ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
「①経常収支比率」については、令和3年度にかけて、おおむね横ばいで推移しておりましたが、令和4年4月より水道料金の10%値下げを実施したため営業収益が減少し、数値が下降しています。「②累積欠損金比率」については、類似団体と比較して悪い数字ではありませんが、今後は、水需要減少による給水収益の悪化や施設の更新需要の増大等により、比率は徐々に悪化していくことが懸念されます。「③流動比率」については、令和4年度に比べ下降していますが、短期貸付金の減少による流動資産の減少によるものです。「④企業債残高対給水収益比率」については、令和2年度から令和4年度にかけて上昇してきましたが、これは、近年、県営水道を市内全域に配水するための施設を建設したため、企業債残高が増加したためです。「⑤料金回収率」令和5年度は、物価高対策として11か月間の基本料金分の減免の実施しましたが、令和6年度は半年間の基本料金分の減免のため、前年度より上昇しています。「⑧有収率」は近年計画的に漏水調査、修繕を実施た結果、類似団体を大幅に上回っています。
老朽化の状況について
「①有形固定資産減価償却率」については近年までポンプ場の建設を行っており、投資の平準化により令和4年度まで管路への投資を抑制していたため、数値が上昇しています。「②管路経年化率」については、「③管路更新率」にあるとおり、近年配水池・ポンプ場の建設のため、投資の平準化を実施しため比率が上昇していましたが、令和3年に見直しを実施したアセットマネジメントに基づいて優先順位の高い施設から順次計画的に更新を行うとともに、費用が一時的に集中しないように更新事業の平準化を行っています。
全体総括
水道事業をとりまく環境は、人口減少や節水意識の向上等により更に厳しさを増しているところです。今後、老朽化した施設が順次耐用年数を迎えることから、施設の更新、耐震化が今後の課題となっています。しかしながら、市内全域にある施設の更新、耐震化には多額の資金が必要となります。収益の大幅な上昇は見込めないことから、施設をこれからの人口に見合った規模にダウンサイジング(統合)し、維持管理費などの経常経費を削減することで、財源の確保を行っていく必要があります。今後は、なお一層経営の効率化を行い、持続可能な事業運営を図ります。水事業のスリム化と経営の効率化を図っていきま-す。戦略の見直しを適切に行い、安全・安心な汚水処-理・雨水処理の提供と持続可能な健全運営を行っていく。
経営状況
収支構造
総額10.0億円
総額11.4億円