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東部地域広域水道企業団:末端給水事業の経営状況(最新・2024年度)

収録データの年度

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事業・施設概要

都道府県山梨県経営主体東部地域広域水道企業団
事業区分末端給水事業会計適用区分法適用
類似団体区分A5行政区域内人口42,153人
現在給水人口31,732人給水区域面積5,000ha

注:人口・面積は当該年度値。

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は、近年90%台で推移しており、依然赤字経営となっているが、今年度は近年の物価高騰が影響し更に悪化に転じた。累積欠損金比率についても赤字経営のため、積み増し状況が続いており、依然として厳しい状況である。流動比率については、今年度は100%を下回った。引き続き、資金繰りには予断を許さない状況であるといえる。企業債残高対給水収益比率は、年々値が小さくなっており、改善傾向といえる。これは平成30年度から行っている交付金事業により、起債額の低減化が図られていることや、企業債の償還が順調に進んでいることを表していると考えられる。今後も減少傾向を維持したい。料金回収率は65%ほどで推移していたが、今年度は悪化に転じた。依然として類似団体平均を下回っており、水道料金(事業収入)以外の構成市からの繰出基準外の繰入金によっても補てんしているため、更なる経営努力を図りたい。給水原価は近年下降が続いていたが、一昨年と同様に、昨今の物価上昇等の影響を受けたことにより再び上昇に転じた。有収率はほぼ横ばいであり、類似団体の平均に及んでいない。施設利用率は前年度と変化がない結果となったが、施設のダウンサイジング等によって引き続き改善に努めたい。

①経常収支比率
②累積欠損金比率
③流動比率
④企業債残高対給水収益比率
⑤給水原価
⑥施設利用率
⑦有収率

老朽化の状況について

有形固定資産減価償却率は年々2%程度数値が上昇し、法定耐用年数を迎える固定資産が増加傾向にあることが分かる。管路経年化率は改善傾向にあったが、今年度は悪化に転じた。類似団体平均と比較すると経年化は抑えられていると考えられるものの、更新需要に対して、事業が追いついていないといえる。管路更新率はこの3年は類似団体平均よりは上回っており、今年度は全国平均も上回った。今後も管路の経年化(更新需要)に対する事業の実施ができるよう、更新費用やマンパワー(人員数)の面について引き続き検討しなければならない。現在行っている交付金事業を活用して整備等のコストを抑えつつ、将来の人口を見据えた適材適所の施設整備や更新を引き続き推進していく。

①有形固定資産減価償却率
②管路経年化率
③管路更新率

全体総括

令和6年度は、平成29年4月に水道料金の改定を行ってから8年目にあたる。経営状況の厳しさが一層増すなかで、次期の料金改定についても検討が必要な段階に差し掛かっているともいえる。しかしながら経済や国際情勢の変動に伴い、物価の上昇が顕著であり市民生活に多大な影響が生じている。そうした中で、水道料金の値上げには理解を得難いと思われる。構成市により一層の財政支援を求めながら、収支バランスを改善し、料金改定の時期をできるだけ後ろ倒しするようにしていきたい。また、令和4年3月末に改定した水道ビジョン・経営戦略に基づき、施設のダウンサイジングや効率化に引き続き取り組み、経常的な費用を削減することや、構成市との連携を強化することで持続可能な水道事業の運営に努めていきたい。

経営状況

総収益・総費用
経常損益
当期損益
国・都道府県補助金
他会計補助金・繰入金

収支構造

①収益構造

総額14.3億円

②収益構造のスカイライン分析
③費用構造

総額15.7億円

④費用構造のスカイライン分析

利用状況

1か月10m³当たり家庭用料金
1か月20m³当たり家庭用料金
現在給水人口
年間総配水量
年間総有収水量
給水人口一人当たり配水量
最大稼働率
負荷率

出典:総務省「地方公営企業決算状況調査」、総務省「経営比較分析表」数値は各年度の公表値。

よくある質問

このページで何が分かりますか?

地方公営企業の2024年度の主要な経営指標と、公表されている場合は分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『地方公営企業決算状況調査』および、公表されている事業では『経営比較分析表』をもとに構成しています。

自治体本体の財政も見られますか?

ページ上部の東部地域広域水道企業団リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。