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近年の台風災害や景気低迷による個人・法人の減収などから0.13と類似団体の平均値を下回っているため、事業の優先順位と事業量を峻別し、投資的経費を抑制する等、歳出の徹底的な見直しを図るとともに、税収の徴収率向上対策(5年間で2%の向上)と適正課税(固定資産税課税漏等の管理)を行い、財政基盤の強化に努める。
前年度より6.7%の減となっているが、これは交付税算定誤りを修正したことによりるもので26年度は90%台になると思われる。27年度は体育施設や清掃センターなど大型の建設工事が予定されているため、今後は事務事業の見直しを進めるとともに、事業の優先度を厳しく点検し、優先度の低い事務事業について計画的に廃止・縮小を進め、経常経費の削減(5年間で4%)を図る。
人件費、物件費等の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っているのは、主にこども園・図書館・清掃センター等の人件費が要因となっている。今後は、民間でも実施可能な部分については、指定管理?制度の導入などにより委託化を進め、コストの低減に努める。
類似団体と比較すると人口千人当たりの職員数は約2人上回っている。今後は、組織機構及び事務事業の見直しとともに、定員適正化計画を策定し行財政環境の変化に即した定員管理に努める。
実質公債比率は減少傾向にあるため、今後予定されている大規模な事業以外の新規事業については適量・適切な事業実施により地方債の適正な運用に務め、今後5年間で類似団体の平均水準である9.8%まで引き下げる。
将来負担額について、定年退職者と若年職員の増により退職見込み額が減少したことから全体として比率が減少した。しかし、数年後は大型建設事業に関する起債の償還も始まることから、比率が上昇することが考えられるが、今後も事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。
人件費は、類似団体と比較して高い水準で推移しているが、これはこども園・図書館・清掃センター等の施設を直営で行っているためである。今後は、指定管理?制度の活用などにより業務委託を進め、運営費の低減に努める。
物件費に係る経常収支比率は、離島という地理的特殊性から旅費等が類似団体より高いことによる。今後は、計画的・効率的な事務事業の見直しを行い物件費の低減に努める。
補助費等に係る経常収支比率が類似団体を上回っているのは、各種団体への補助金が多額になっているためである。今後は補助金の交付について事業の必要性や効果を検証し、不適当な補助金の削減や廃止に努める。
平成25年度は、教育福祉施設整備事業債の一部償還の終了と廃棄物・災害・辺地・過疎の元金据置期間のため、公債費は減少傾向にあるが、今後増加する見通しのため、地方債の新規発行を伴う普通建設事業を抑制しながら、計画的な財政運営に努める。
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