銚子市立病院 公共下水道 特定環境保全公共下水道 簡易水道事業(法適用)
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
本市の経常収支比率は、令和3年度決算から6.2ポイント増加し91.0%となり、類似団体平均91.8%を0.8ポイント下回る結果となった。しかしながら、前年度と比較して経常収支比率が増加した理由は、臨時財政対策債の減少などにより分母の経常一般財源が約7億8千万円減少したこと及び原油価格高騰などの影響による光熱水費(物件費)の増加、衛生センター整備債の元金償還開始による公債費の増加などにより分子の経常経費充当一般財源が約2億8千万円増加したためである。今後も公共施設の統廃合や事務事業の見直しなどの行政改革を推進し、経常経費の削減に努める。
本市の人口1人当たり人件費・物件費等の決算額140,252円は、類似団体平均176,292円を下回る結果となった。しかしながら、類似団体では稀な市立高校を有しており、教育関係の職員数が多いことや、上下水道や消防業務などを直営で行っていることが人件費が高い原因となっているため、今後も引き続き、公共施設の統廃合を進めるとともに、民間で実施可能な事業については、指定管理者制度の導入などにより委託化を進め、経費の削減に努める。
本市のラスパイレス指数は、平成23年度及び平成24年度、職員給与の減額措置(平成20年8月~平成23年7月・平均4.5%カット)の終了及び国家公務員給与の時限的(2年間)減額措置の反映により大幅に上昇した。平成26年度は国家公務員給与の時限的減額措置の終了、平成28年度は市独自の職員給与減額措置などにより改善した。今後も引き続き給与水準の適正化に努める。
本市の職員数は、類似団体では稀な市立高校を有していることや上下水道・消防業務を直営で行っていることから、定員適正化計画に基づき職員数削減に取り組んだ結果、前期(平成29年度~令和3年度)の5か年で25人の職員数を削減したが、人口1,000人当たりの職員数は類似団体平均を上回っている状況である。定年の段階的引き上げが行われている間は、隔年で定年退職者がいない年度が発生するが、年齢構成の平準化や人材育成という観点から、継続的に採用を行う必要があること、また、定年引き上げした60歳超職員の配置にあたっては、会計年度任用職員からの置き換えが進むことが見込まれるが、ICTの利活用による業務効率化、アウトソーシングを推進し、適正な定員管理に努める。
本市の実質公債費比率12.2%は、類似団体平均8.0%を大きく上回っている。これは、千葉科学大学建設事業補助の財源として発行した地方債の元利償還金や公営企業会計が発行した地方債の元利償還金に対する一般会計からの繰入金が多いことが主な要因である。今後も、広域ごみ処理施設整備債、衛生センター整備債の償還が本格化することにより、同比率は高い水準で推移することが見込まれることから、地方債を財源とする大規模事業については、慎重に事業を選択し、適正な財政運営に努める。
本市の将来負担比率は、地方債現在高の減少及び財政調整基金の増による充当可能基金の増加などにより将来負担額が減少し、令和3年度決算から25ポイント減少の67.8%になったが、類似団体平均4.0%を大きく上回っている。これは、千葉科学大学建設事業補助(平成16年度~17年度)、市立高等学校整備事業(平成22年度)、学校給食センター整備事業(平成24年度)などの財源として発行した地方債残高や公営企業会計の地方債現在高に対する一般会計からの繰入見込額、退職手当組合に対する負担見込額が多いことが主な要因である。今後は、地方債を財源とする大規模事業については、慎重に事業を選択し、将来負担の適正化に努める。
本市の人件費に係る経常収支比率31.4%は、類似団体平均24.0%を大きく上回っている。これは類似団体では稀な市立高校を有しており、教育関係の職員数が多いことや、上下水道や消防業務などを直営で行っていることが人件費が高い原因となっている。今後も引き続き、公共施設の統廃合を進めるとともに、民間で実施可能な事業については、指定管理者制度の導入などにより委託化を進め、経費の削減に努める。
本市の物件費に係る経常収支比率10.1%は、類似団体平均14.4%を下回っている。これは、各施設(社会教育・民生施設)の管理運営を直営で行っているため、委託料などが類似団体平均を下回っていることが主な要因である。しかしながら、前年度と比較して物件費に係る経常収支比率が増加した理由は、原油価格や物価高騰の影響により光熱水費や委託料などが増加したためである。
本市の扶助費に係る経常収支比率8.4%は、類似団体平均9.3%を下回っているが、高齢化により介護給付費や生活保護費は増加していくことが見込まれるため、市単独給付のあり方については慎重に検討し、可能な限り義務的経費の削減に努める。
本市のその他に係る経常収支比率14.5%は、類似団体平均13.1%を1.4ポイント上回っている。前年度と比較してその他経費に係る経常収支比率が増加した理由は、後期高齢者医療広域連合への負担金などが増加したためである。今後も公営企業会計及び特別会計の健全化、適正化を図り、普通会計の負担額を減らしていくよう努める。
本市の補助費等に係る経常収支比率6.3%は、類似団体平均12.1%を大きく下回っている。これは、上下水道や消防業務などを市直営で行っていることから、一部事務組合に対する負担金等決算額が類似団体平均を大きく下回っていることが主な要因である。
本市の公債費に係る経常収支比率20.3%は、類似団体平均18.9%を上回っている。これは、千葉科学大学建設事業補助(平成16年度~17年度)、市立高等学校整備事業(平成22年度)、学校給食センター整備事業(平成24年度)などの財源として発行した地方債の元利償還金が多いことが主な要因である。また、今後も広域ごみ処理施設整備債、衛生センター整備債の償還が本格化することにより、同比率は高い水準で推移することが見込まれるため、地方債を財源とする大規模事業については、慎重に事業を選択し、適正な財政運営に努める。
本市の公債費以外に係る経常収支比率は70.7%であり、類似団体平均72.9%を下回っている。しかしながら、前年度と比較して公債費以外の経常収支比率が増加した理由は、臨時財政対策債の減少などにより分母の経常一般財源が約7億8千万円減少したこと及び原油価格や物価高騰の影響による光熱水費・委託料の増加などで分子の物件費に係る経常経費充当一般財源が約1億3千万円増加したためである。今後も公共施設の統廃合や事務事業の見直しなどの行政改革を推進し、経常経費の削減に努める。
(増減理由)洋上風力発電事業における漁業との協調・共生・振興の取組に係る原資として、千葉銚子オフショアウインド合同会社からの出捐金5億1千万円を積立てた他、財政調整基金の取崩しを行わず、前年度決算剰余金を6億2千万円積立てたため、令和4年度末の基金残高は8億8千万円増加した。(今後の方針)令和5年度当初予算では、財政調整基金から約8億9千万円の繰入れを見込み収支を整えており、一定規模の基金残高を確保するため、引き続き施設の統廃合や事務事業の見直しなどの行財政改革を推進し、経常経費の削減に努める。
(増減理由)近年の傾向として、市税や普通交付税の減少に加え、介護保険事業等の特別会計に対する繰出金の増加や病院事業に対する多額の補助金等の支出のほか、近年の大規模事業実施に伴って平成20年度以降公債費が増加するなどの理由で、財政調整基金の残高は減少した。平成28年度に基金残高は増加したものの、平成29年度は、様々な事業への支出が増加したことにより、基金繰入れを行った結果、残高は再度減少し、以後令和元年度まで同水準で推移している。令和2年度以降は新型コロナウイルス感染症の影響もあり決算剰余金による財政調整基金の積み増しができているため、令和4年度末残高は約18億2千万円となった。(今後の方針)今後、施設の統廃合や事務事業の見直しなどの行財政改革を推進し、経常経費の削減に努め財政の安定運営のため、一定規模の残高を確保する。
(増減理由)令和3年度に普通交付税の臨時財政対策債償還基金費分約2億7千万円積立てたことにより増加(今後の方針)まずは、財政の安定運営のため財政調整金の残高を確保した上で、減債基金に積立てられるよう適正な財政運営に努める。
(基金の使途)・銚子市豊里住宅団地公共施設整備等基金:豊里住宅団地の造成に係る公共施設の整備及び維持管理・がんばれ銚子ふるさと応援基金:ふるさと納税による寄附金を財源として、寄附者の本市に対する思いを具体化し、多様な人々の参加と協力による個性豊かで活力あるまちづくりを推進・銚子市地域再生基金:地域の活力の再生を目的とする事業(地域経済の活性化、文教のまちづくりの推進、地域資源の活用、協働のまちづくりの推進等)の推進(増減理由)銚子市漁業振興基金:洋上風力発電事業における漁業との協調・共生・振興の取組に係る原資として、千葉銚子オフショアウインド合同会社からの出捐金5億1千万円を積立てたことによる増加(今後の方針)市民等からの寄附の目的に合わせ各基金に積立てるとともに、各基金の目的に沿った事業への繰入れを行っていく。
本市の有形固定資産減価償却率66.3%は、類似団体平均62.1%を上回っている。これは、施設の老朽化が進んでいることに対して、施設の延命化対策が遅れていること、また、用途廃止後、未利用となっている施設の処分が進んでいないことが要因である。銚子市公共施設等総合管理計画(令和4年3月改訂)の目標として、施設総量(延床面積)の3割縮減を掲げており、今後も施設保有量の縮減に努めていくほか、個別施設計画第2期編(令和5年3月改定)の計画に基づいた施設の長寿命化対策などの適正管理とともに、人口及び財政規模に見合った施設の保有量に努める。
一般会計の地方債残高の減少、退職手当負担金の累計収支差の改善による退職手当負担見込額の減少などにより、将来負担額は減少傾向にある。また、財政調整基金などの充当可能基金残高が増加したことから、債務償還比率は改善している。しかしながら、類似団体と比較すると、依然として公債費の比率が大きく、財政調整基金残高も少額であるため、地方債を財源とする大規模事業については、慎重に事業を選択し、適正な財政運営に努める。
本市の将来負担比率92.8%は、類似団体平均19.2%を大きく上回っており、また、有形固定資産減価償却率66.3%も類似団体平均62.1%を上回っている。今後は、人口や財政規模に見合った保有すべき有形固定資産について、老朽化の進む施設の適正な維持管理及び長寿命化対策に努める。
将来負担比率、実質公債費比率ともに減少傾向であるものの、類似団体平均を大きく上回っている。これは、千葉科学大学建設事業補助(平成16・17年度)や市立高等学校整備事業(平成22年度)、学校給食センター整備事業(平成24年度)等の財源として発行した地方債の影響により、公債費の割合が高いことなどが主な要因である。平成29年2月に策定した第7次銚子市行財政改革大綱において、地方交付税措置のない地方債の年間発行限度額を5億円に設定し、地方債を財源とする大規模事業については、慎重に事業を選択し、適正な財政運営に努めている。
岩見沢市 長万部町 奈井江町 白糠町 五所川原市 十和田市 花巻市 西和賀町 平泉町 住田町 岩泉町 気仙沼市 栗原市 川崎町 大郷町 大衡村 色麻町 女川町 横手市 由利本荘市 大仙市 大江町 大石田町 金山町 最上町 舟形町 真室川町 小国町 飯豊町 三川町 須賀川市 二本松市 伊達市 国見町 大玉村 天栄村 下郷町 西会津町 泉崎村 矢祭町 塙町 玉川村 平田村 浅川町 小野町 広野町 新地町 石岡市 河内町 五霞町 渋川市 下仁田町 銚子市 旭市 八街市 香取市 佐渡市 南魚沼市 弥彦村 阿賀町 関川村 川北町 南アルプス市 笛吹市 南部町 忍野村 飯田市 伊那市 佐久市 安曇野市 立科町 長和町 飯島町 宮田村 阿智村 喬木村 豊丘村 山形村 松川村 高山村 信濃町 高山市 関ケ原町 輪之内町 坂祝町 富加町 川辺町 白川町 川根本町 木曽岬町 度会町 豊郷町 甲良町 多賀町 京丹後市 宇治田原町 田辺市 紀の川市 紀美野町 由良町 智頭町 吉賀町 奈義町 三次市 鳴門市 三豊市 宇和島市 上島町 津野町 柳川市 八女市 朝倉市 糸島市 吉富町 上毛町 玉名市 宇城市 天草市 美里町 南関町 和水町 西原村 日田市 日南市 出水市 糸満市 宮古島市