2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度
平成27年度の財政力指数は、単年度数値で0.237となり前年度比0.003ポイント改善した。3ヵ年平均では0.240となり前年度比0.05ポイント悪化した。単年度数値の増減の主な要因としては、基準財政需要額が人口減少等特別対策事業費等で前年度比4.9%増となった。一方、基準財政収入額で地方消費税交付金等が前年度比6.0%の増となり基準財政需要額の伸びを上回ったためである。依然として全国平均を大幅に下回る状況であることから、地方税収の増に向けて滞納整理をはじめとした各種取り組みをより一層強化する。
平成27年度の経常収支比率は、単年度数値で81.9%となり、前年度比7.1%改善した。主な要因としては、歳入で地方税や地方消費税交付金の増、歳出で人件費や公債費において減となったためである。他団体と比較すると、全国平均を8.1%下回ったものの類似団体内平均を2.6ポイント上回る結果となった。今後も村税を初めとした経常収入の増と経常経費の削減に向けた各種取り組みを推進する。
平成27年度の人口1人当たり人件費・物件費等決算額は、前年度比16,240円の増となった。主な要因としては、人件費・物件費等決算額で前年度比-1.7%と減少したものの、人口の減少が-3.5%と上回ったためである。類似団体内平均値と比べ高い水準にあるのは、人口減少に加え離島環境に起因する塩害や風害に係る経費、火山ガスに係る監視体制や島内各所に設置した測定器等の保守管理等経費が発生しているためである。今後もこれらの課題は継続して発生すると考えられることから、人口減少対策、公共施設の最適化、各事業の見直し等による経費節減に努める。
平成27年度のラスパイレス指数は、前年度から1.5ポイント増加したものの、類似団体内平均、全国町村平均と比較して低い水準にある。主な要因としては、給与表を国準拠としており、人事院勧告についても完全実施しているため水準が低くなっている。今後も引き続き勧告の完全実施による給与の適正化に努める。
平成27年度の人口千人当たり職員数は33.60人となり類似団体内平均値を上回っている。主な要因としては、出張所や保育所、消防救急業務、空港業務などの人員が必要となり、職員数は必然的に多くなっている。また、専門職員や産休等の職員の補充による増などにより、人件費の抑制、職員数の削減は困難な状況である。今後も同規模で推移する見込みであるため、事務事業の見直しや効率化を図りつつ定員の適正管理に努める。
平成27年度における実質公債費比率は単年度数値が4.36%となり前年度比6.2ポイント改善したことにより前年度と比べ2.6ポイント改善した。来年度以降も単年度数値は本年度並みで推移し3ヵ年平均も改善する見込みである。主な要因としては、継続的な起債抑制により公債費が減少したためである。今後は、火葬場の新設や庁舎の建設等大型投資的事業の財源として地方債の活用を予定していることから、引き続き地方債残高と償還額の動向に注視し起債の抑制を図り、数値の改善に努める。
前年度に引き続き平成27年度においても、将来負担比率は発生していない。これは、過年度実施した繰上償還や継続的な起債の抑制、基金繰入の抑制によりるところが大きい。今後は、施設老朽化等による改修や更新が予定されていることから、より計画的かつ効率的な地方債や基金の利活用を図り、より堅実な財政運営に努める。
前年度と比べて0.6ポイント減少したが、依然として高い水準である。主な要因としては、給与水準は類似団体と比べ低い水準にあるものの出張所や保育園、消防救急業務、空港業務に従事する人員を確保する必要があり職員数が多いため、経常収支比率に占める人件費の割合が高くなっている。職員配置の適正化を図り職員定数の削減を検討する。
前年度と比べて5.5ポイント減少したものの類似団体内平均、全国平均を上回っている状況である。主な要因としては、火山ガスの測定機器や監視体制にかかる経費や公共施設運営費、離島環境に起因する塩害、風害である。火山ガス関係経費は今後も継続して見込まれるが、公共施設の最適化や長寿命化を進め経費の削減を図る。
前年度と比べて0.1ポイント増加したが、類似団体内平均、全国平均ともに下回っている状況である。主な要因としては、国や東京都の制度に基づくものが大部分であり、単独事業が少ないためである。今後も継続して、国や東京都の制度の動向を注視し各種制度を有効活用を検討する。
前年度と比べ2.8ポイント増加し、類似団体内平均を上回った。主な要因としては、繰出金の増である。特に国民健康保険(事業勘定)特別会計において、共同事業拠出金が大幅に増加したためである。今後は、国民健康保険税の税率の見直しや滞納整理の推進により自己財源の確保を図り繰出金の圧縮に努める。
前年度と比べて2.3ポイント増加したものの類似団体内平均、全国平均ともに下回っている状況である。主な内容としては、各団体に対する補助金である。各種団体への補助金については、事業効果の検討や受益者負担の見直しを適時行い、事業目的を達成したものや、必要性が低くなったものについては、廃止、減額、統合等の措置を図る。
昨年度に比べて6.2ポイント減少し、類似団体内平均、全国平均ともに下回っている状況である。主な要因としては、過年度実施した繰上償還や継続的な起債抑制、過年度起債事業の償還により公債費が大幅に減少したためである。今後は、大規模投資的事業の財源として地方債の活用を予定していることから、より計画的な起債償還により公債費の抑制を図る。
前年度と比べ0.9ポイント減少したものの、類似団体内平均値を上回っている状況である。主な要因としては、人件費及び物件費、繰出金が高い水準にあるためである。人件費においては、人員配置の適正化と職員定数の削減を検討する。また、物件費では、事務事業の再編整理等を進め事業の効率化を図り経費の削減に努める。繰出金においては、特別会計の自主財源の確保により節減を図る。
木古内町 奥尻町 寿都町 黒松内町 泊村 上砂川町 上川町 占冠村 音威子府村 中頓別町 西興部村 久慈市 釜石市 白石市 角田市 にかほ市 長井市 本宮市 檜枝岐村 北塩原村 広野町 富岡町 大熊町 双葉町 下妻市 高萩市 北茨城市 潮来市 桜川市 つくばみらい市 富岡市 檜原村 新島村 神津島村 三宅村 御蔵島村 小笠原村 南足柄市 清川村 小千谷市 加茂市 見附市 糸魚川市 妙高市 魚津市 氷見市 滑川市 黒部市 砺波市 小矢部市 舟橋村 羽咋市 かほく市 能美市 大野市 勝山市 あわら市 富士吉田市 都留市 大月市 上野原市 中央市 早川町 丹波山村 平谷村 上松町 王滝村 小谷村 野沢温泉村 美濃市 瑞浪市 山県市 飛騨市 郡上市 白川村 新城市 高浜市 東栄町 いなべ市 野洲市 米原市 笠置町 南山城村 相生市 赤穂市 西脇市 小野市 養父市 朝来市 宍粟市 加東市 御所市 葛城市 黒滝村 天川村 十津川村 下北山村 上北山村 川上村 高野町 すさみ町 太地町 古座川町 北山村 日吉津村 川本町 海士町 西ノ島町 備前市 浅口市 竹原市 大竹市 上関町 牟岐町 大川市 豊前市 宮若市 嘉麻市 赤村 いちき串木野市 三島村 大和村 渡嘉敷村 座間味村 粟国村