公共下水道 簡易水道事業(法適用) 農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用)
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東日本大震災の影響や法人市民税の減収により、財政力指数は低下傾向にあるが、依然として全国平均・県平均を上回っている。今後とも市税の徴収率向上や企業誘致に取り組み、財政基盤の強化に努める。
歳入では法人市民税の減収、歳出では扶助費等義務的経費の増加により経常収支比率は前年度と比べ3.3ポイント増加したものの、類似団体内では11位となっている。事務事業の見直し等により歳出削減を行うとともに、市税等の歳入確保に努める。
定員管理の徹底などにより人件費が抑えられており、類似団体中4位(昨年度は3位)となっている。今後もこの水準を維持するために、職員の定員定期性か計画の推進を図るとともに、事務的経費及び施設等の管理経費の節減に努める。
比較対象である国家公務員の給与が、臨時特例削減により平均で7.8%削減されているため、ラスパイレス指数は前年度並みの数値となっている。今後の指数の動向に注視しつつ、給与体系や職員手当てなどの適正化に努めていく。
市債発行額の抑制により比率は減少してきている。今後も事業の適切や執行により地方債残高の縮減に努めるとともに、公営企業の経営改善を推進し、準元利償還金の削減に努める。
昨年度に比べ、17.8パーセント減少し、全国平均、県平均を大きく下回っており健全な状態にあるといえる。一方で総合運動公園整備事業や市民会館再整備事業などの大型事業が進行中であり、今後、地方債の増加や基金の取り崩しが予想される。他事業の必要性、優先度を十分に検討し、市債残高の抑制に努める。
人件費に係る比率は、類似団体内で前年並みの7位と低い水準にある。定員適正化計画による職員数の削減が主な要因であるが、今後とも人件費関係経費全体の適正化に努めていく。
施設の老朽化等により維持管理費が増加傾向にあること、また、民間委託の推進も物件費の増加要因となっている。今後、予算編成において従来の実績や慣行にとらわれることなく、事務費や施設の維持管理経費の更なる軽減に努める。
その他の比率は、「その他」の中で大きなウェイトを占める他会計への繰出金が大きく、類似団体内で高い水準にある。各事業会計の経費削減と経営適正化を進め、税収を主な財源とする普通会計の負担軽減に努める。
補助費の比率は類似団体内で12位と昨年度同様平均値より低い比率となっている。各種団体への補助については、これまでどおり3年毎に見直しを行い、事業の目的・効果を総合的に判断し、縮減に努める。
大型整備事業の抑制により、公債費の比率は類似団体平均を下回り、昨年度と同程度となっている。臨時財政対策債の増加や、今後予定される建設事業の財源として市債発行が見込まれるため、比率に注視しながら、財政を圧迫することのないよう、適正な事業執行計画の推進に努める。
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