西原町:簡易水道事業(法適用)

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

①単年度の収支は黒字であるが、全国平均値を下回っていることから、更新投資等に充てる財源確保の為にも、更なる費用削減に取り組む必要がある。②5か年間0%となっており経営の健全を維持している。③数値は100を超えており、財務の安定性を維持している。④類似団体平均値より低い値であり良好であるが、施設更新等の投資規模が適正かどうか分析し、引き続き経営改善を図っていく必要がある。⑤数値は100%を超えているが、今後更なる料金収入の確保に努めたい。⑥類似団体平均値より高くなっており、投資の効率化や維持管理費の削減等の経営改善の検討が必要である。⑦全国平均値を上回る高い数値を維持しており、適切な施設規模であるといえる。⑧有収率は94.17%であり、概ね効率的な収益につながっているが、今後も引き続き、漏水やメーター不感等といった原因を特定し、有収率をあげていく必要がある。

老朽化の状況について

①類似団体平均値より高く、法定耐用年数に近い資産が多い状況である為、施設更新等の財源確保と長寿命化の取り組みが必要である。②類似団体平均値より値は低いが、今後耐用年数に達し更新時期を迎える管路が増加すること等が考えられる為、事業費の平準化を図り、計画的かつ効率的な更新に取り組む必要がある。③類似団体平均値より高い数値ではあるが、投資可能財源及び職員体制等を勘案し、更新する管路の優先順位を設定し、更新していく必要がある。

全体総括

経営状況は概ね良好であると判断できるが、今後、給水人口減等による給水収益の落ち込みも想定される事、また、老朽施設及び管路の更新も必要である事から、随時、指標を分析し、適切な対策を講じ、今後も健全な経営が保持できるよう努める必要がある。

類似団体【A5】

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