葛城市:公共下水道

地方公共団体

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

・収益的収支比率は、近年、微かながら低下傾向にあり、平成25年度に57%まで低下したが、平成26年度に60%と僅かながら上昇した。平成26年度に上昇した要因は、大口企業の接続による使用料収入の収入増とみられる.・平成26年度の歳出に占める起債の元利償還金の割合が実態として70%を占めており(公共、特環合わせて)、事業運営を圧迫しているが、整備は概ね完了しているため、今後元利償還金は減少していくことが想定される。・経費回収率は、全国平均、類似団体平均値より低く、近5年、50%前後で推移している。・汚水処理原価は、類似団体平均値程度であるが、全国平均と比較すると非常に高額である。・類似団体と比較すると、汚水処理原価が同程度であるにも関わらず、経費回収率が低いことから、使用料が安価であることが想定される。・水洗化率は、全国平均と比較すると低いが、類似団体平均値を上回っており、また、近5年、僅かながらであるが増加傾向にある。水洗便所改造助成制度等の水洗化率向上に対する施策の効果が表れていると想定される。

老朽化の状況について

・葛城市公共下水道事業は昭和57年度に事業着手、平成4年度に供用開始と、事業着手から30年以上が経過しており、今後、管渠の老朽化が進むことが想定される。

全体総括

・事業着手から30年以上が経過しており、今後、管渠の老朽化が進むことが想定され、適切な維持管理費、改築事業費を計上していく必要があり、長寿命化計画に基づき、計画的な改築更新を推進していく。・また、今後人口減少が想定され、使用料収入が減少していくことが想定される。・現在準備を進めている企業会計移行後は適切な財政収支分析が可能となることから、法適用後適切な時期に上記内容を勘案した経営計画を策定していく予定である。また、水洗化率向上に向けた未接続者への水洗便所改造助成制度を引き続き実施し、広報等で啓発活動に努めていく。

類似団体【Cc2】

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