経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
施設利用率
水洗化率
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経営の健全性・効率性について①経常収支比率、②累積欠損金比率、⑤経費回収率経常収支比率は類団と比較して低く92.48%であり、経費回収率も79.88%と賄えていない。令和6年4月使用分から使用料を15%値上げしており、今後の経営改善が見込まれる。③流動比率短期的な債務に対する支払能力が類団より21ポイント程度高い状況。100%を下回っている要因は償還元金であるが、翌年度に一般会計出資金で補填している。④企業債残高対事業規模比率類団比較で72ポイント程度低い状況であり、今後も注視していく。⑥汚水処理原価類似団体との比較では23円程度低くなっているが、前年比で9円高くなっている。これは令和5年度から水処理施設3系目を供用開始したことにより、維持管理費費や減価償却費が増加したことが主な要因である。今後も継続して経費削減や接続率の向上に努める。⑦施設利用率今後、処理水量の増加を見込んでおり、令和7年度から4系目の増設増強工事を実施予定である。⑧水洗化率水洗化率は0.5ポイントの増加になっている。公共水域の水質保全に向けて、引き続き未接続世帯への戸別訪問等により水洗化率向上に努める。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について定期的に点検調査を行い、令和元年度に策定したストックマネジメント計画による、緊急性等の優先順位に基づき効率的な老朽化対策を行い、安心・安全の確保に努める。
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全体総括維持管理と改築更新、経営の効率化と健全化を図るため、令和2年度から公営企業会計に移行し、経営状況の明確化が図られている。今後は、更なる経費削減及び更新投資等に充てる財源確保に資するため、引き続き包括的民間委託を継続し、戸別訪問による水洗化率の向上に努める。また、令和6年4月使用分から平均15%の料金値上げを実施したが、令和6年度中に見直すこととしている「下水道事業経営戦略」において、今後10年間の収支計画を見直し、適正な料金体系を構築し、効率的で健全な経営に努める。
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