🗾07:福島県 >>> 🌆鏡石町:公共下水道
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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について■経常収支比率は、全国や類似団体平均値とほぼ変わらず100%以上となったが、経常利益(黒字)が基準外繰入等の下水道使用料以外の収入によってもたらされており、負担の適正化に向けた改善が必要です。■累積欠損金は発生していませんが、一般会計からの繰入金の割合が高いことから、経営戦略の見直しを図りながら経営改善を行う必要があります。■流動比率は、全国や類似団体平均値を下回っていますが、企業債償還の進捗に合わせて、財源を確保しており、短期的な支払能力は有しています。■企業債残高対事業規模比率は、類似団体平均値を大きく上回っていますが、資本費平準化債の借入、未普及対策や長寿命化対策による借入のためであり、また一般会計からの負担割合が多くなっていることから経営改善を行う必要があります。■経費回収率は、低廉な使用料単価の影響を受け、類似団体平均値を下回っていますが、汚水処理原価は類似団体平均値を若干上回っているため、また、近年は上昇傾向にあることから、引き続き汚水処理費の圧縮に努めてまいります。■当町は流域下水道に接続しており、処理場は有していないため施設利用率は数値なし。■水洗化率は、全国や類似団体平均値を上回っており、過去の接続促進等の取り組みの結果と考えます。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について■有形固定資産減価償却率は、全国や類似団体平均値を大きく下回っていますが、これは令和5年度に企業会計に移行した際、新たに資産を取得したものとみなして帳簿価格を決定したためであります。実際には、耐用年数を超過した施設もあることから、計画的に修繕、改築を進めていく必要があります。■平成6年に一部供用開始となり、標準耐用年数である50年を経過した管渠はないが、今後10年~20年後に改築及び更新を迎えることから、計画的な更新が必要となります。なお、マンホールポンプ施設等の老朽化に伴い長寿命化対策が必要な時期となっているため、ストックマネジメント計画に基づき施設の延命を図る必要があります。 |
全体総括■今後人口減少に伴う使用料収入の減少が予測され、また、施設や管渠の老朽化による計画的な更新とそれに伴う財源確保が大きな課題となるため、投資の効率化と維持管理費等の削減により経営改善を図っていくことが必要です。また、「経営戦略」に基づき、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上に取り組み、事業の安定的経営を行う必要があります。 |
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