小布施町:公共下水道

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経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は、ここ数年91~92%台で推移しており実質赤字経営が続いているのが現状である。⑤経費回収率は100%以上を維持しており、現段階では使用料で回収すべき経費を全て使用料で賄えている。⑥汚水処理原価は平均値、全国平均を大きく下回っているが、汚水処理費に比する年間有収水量の大きな変動は無く効率的な汚水処理が実施されている。⑧平成27年3月末現在の水洗化率は96.08%であり平均値、全国平均を大きく上回り安定した使用料収入が確保されている。

老朽化の状況について

①汚水管整備期間昭和61年度~平成23年度供用開始平成3年3月整備全延長59,539m経年管延長30年481m0.8%25~29年22,813m38.3%20~24年32,007m53.7%15~19年2,316m3.9%10~14年1,129m1.9%9年以下793m1.4%②雨水管整備期間平成3年度~平成18年度整備全延長4,608m経年管延長20~24年1,909m41.4%15~19年1,299m28.2%10~14年1,152m25.0%9年以下248m5.4%

全体総括

今後において、耐用経年管や雨水ポンプ施設等の老朽化による更新が必要となるため膨大な投資が必要となり、引き続き経費節減に努めていくところであるが、一部企業債を財源とすることは避けられず、企業債残高は再び増加に転じると予想される。このような中、健全な経営を行っていくため公営企業化に向けた取り組みの中で健全な経営計画、経営戦略、長寿命化計画(下水道ストックマネジメント計画)の策定等を実施していく。料金収入の確保については、人口減少により現行での使用料収入の増加は見込めないため、前段に示す取り組みの中で安定した経営が図れるよう使用料金の見直しを検討していく。水洗化の取り組みについては、「水循環・資源循環のみち2015構想」平成46年度目標値98%を目指し住民への周知を継続実施していく。

類似団体【Cc2】

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