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かみいち総合病院
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地域において担っている役割当院は、中新川郡内唯一の公立病院として、必要不可欠な救急、周産期、精神、へき地への医療の提供といった、行政サイドからの要請を担っている。また、地域医療を確保するために必要な高度医療機器の整備も行っている。訪問診療、訪問看護に代表される在宅医療の機能を強化し、地域で生活する人々の安心の拠り所となっている。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者1人1日当たり収益外来患者1人1日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について平成28年度の決算分析では、医業収益が大きく後退している。その原因は、延入院患者数の減少によるところが大きい。入院患者の実人数については前年と大きく変わらないものの、平均在院日数の短縮による延べ患者数の減が要因と思われるが、新たな患者を確保できなかったことも大きな原因である。そこには、脳神経外科、泌尿器科などの必要な医師を確保できなかった医師不足も影響していると思われる。今後も医師確保に重点を置き、患者数の底上げも図りたい。病床利用率は1年を通すと回復期、精神で目標を値大きく下回った。平成28年10月に199床へ減床し、一般病床、回復期リハビリテーション病床の適正な運営を試みた。しかし、患者数の回復が目標に達していない。精神科病床の病床利用率は約50%と低迷している。今後、精神科の充実の予定がある。また、認知症患者の増加もあり、改善が見込まれる。一般病床については、地域のニーズに応じて地域包括ケア病床を取り入れて患者数の回復を図りたい。平成28年度の入院経路実績は、年間入院数に対して約50%が外来からの入院、ついで紹介入院、救急車入院と続く状況であった。入院経路別に増患対策が必要であることに加え、患者にとって必要十分な入退院について考慮しつつ、病床稼動率の向上を考えていく。職員給与費対医業収益比率が高い点については、医師不足故の収益が低いためだと思われる。病院運営のために必要な人員を揃えているため、人件費を下げることは容易ではない。人員配置や給与表の検討は難しいため、収益を上げることによる比率の低下を目指したい。経常収支比率の悪化については、前年度に電子カルテとMRIという大きな建設投資をしたため減価償却の負担が出たものと推察している。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率1床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について有形固定資産減価償却率や機械備品の減価償却率は平均よりもやや高めではあるが、経常損益が赤字であることから、できるだけ修繕を行って機械備品の利用年数を延伸するように努めている。とはいえ、必要な機械備品については現場や経営会議等で検討し、計画的な機器の入れ替えを行っている。また、1床当たり有形固定資産の指標も平均より高めであるが、これはH26・H27年度に高度医療機器の更新を行ったことにより顕著になっていると思われる。収益に対して高度医療機器の投資が大きく思われるが、中新川地区唯一の公立病院として必要不可欠な機器への投資である。 |
全体総括平成28年度は、経常収支比率も医業収支比率も病床利用率も軒並み落ち込んでしまった。入院延べ日数の減が主たる理由だが、職員給与額医業収益比率や建設投資の状況の悪さを見るに、建設投資や人的投資に対する回収が適切にされていないことが分かる。これは先にも述べたが、入院患者数の減少が要因であるが、他医療機関からの紹介率のアップや計画的な機械設備の投資を行っていく。今後、国から示された新公立病院改革プランや地域医療構想策定ガイドラインに基づく計画値に添った経営が実現できるよう、医師確保に努力し、他医療機関との地域連携を密にしながら患者紹介率をあげるよう努める。限られた医療資源を最大限に活かしながら、地域包括ケア病床の導入や在宅医療・予防医療への一層の取り組みなどの対策を推し進めていく。 |
出典:
経営比較分析表
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