青森県北部上北広域事務組合:公立野辺地病院の経営状況(最新・2024年度)
青森県北部上北広域事務組合が所管する病院事業「公立野辺地病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2024年度
-3,707万円
前年差 -9,731万円
2024年度
-2.9億円
前年差 -8,447万円
2024年度
2.12億円
前年差 +3,397万円
2024年度
41,346件
前年差 +1,137件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2024年度
41,346件
前年差 +1,137件
2024年度
72,523件
前年差 -1,459件
2024年度
14.8億円
前年差 +6,143万円
2024年度
6.62億円
前年差 -1,269万円
地域において担っている役割
上十三地域医療圏の北部の二次救急医療機関として、急性期、慢性期を中心に地域の中核的な役割を担っている。また、圏域北部で唯一の救急告示病院及びへき地医療拠点病院として、医療アクセスが限定されやすい地域での医療提供を強化するとともに、今後の高齢者人口の増加により想定される疾病構造の変化に対しても、訪問看護ステーションの併設、指定居宅介護支援事業者の運営、地域包括支援センターの設置など、在宅での医療ケアや介護サービスとの連携強化し、地域支援機能を果たせるような体制を構築している。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、令和4年度以降は低下傾向にあり、令和6年度では98.7%と類似病院平均値及び全国平均値を上回るものの、100%を下回っており。単年度収支の悪化傾向が見られる。医業収支比率、修正医業収支比率及び病床利用率については、令和2年度以降平均値を上回って推移しており、医業活動の効率性は同規模病院を比較しても一定程度確保されている。入院・外来患者1人1日当たり収益は、いずれも平均値を下回って推移しており、診療単価が相対的に低い水準にある。職員給与費・材料費対医業収益比率においても、いずれも平均値を下回っており、人件費・材料費の抑制が一定程度図られている。累積欠損金比率については、令和2年度に資本金の取崩しを行い大幅に減少している。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、施設・設備の老朽化が相対的に進行している状況のため、令和2年度以降、類似病院・全国平均値を大きく上回っている。器械備品減価償却率については、令和6年度では66.1%と平均値を下回ったものの、全体としては高い水準で推移しており、医療器械等の更新時期を迎えつつあるため計画的に更新・改修を行っている。1床当たり有形固定資産については、令和2年度以降、平均値を下回って推移している。これは設備投資が抑制されてきた背景から、老朽化の進行に対して更新投資がされていないことが思慮される。今後の課題として、施設の耐震化不足や老朽化等に対応するため、建替えを視野に入れた検討を行うこととしている。
全体総括
令和2年度より地方公営企業法の全部適用に移行し、病院事業管理者の経営方針のもと、経営改善に取組んできたところである。経営の健全性・効率性については、医療収支比率及び修正医業収支比率が類似病院の平均値を上回って推移しており、医業活動そのものの効率性は一定水準を維持している。一方で、経常収支比率は近年低下傾向にあり、診療単価の伸び悩みや医業費用の増加が経営に影響を及ぼしている。また、入院・外来患者1人1日当たり収益については、平均値を下回っており、算定の適正化や診療内容の精査を通じた収益力の向上が求められる。老朽化の状況については、病院建替えを検討することとしているが、このためには、経営の安定化を図ることが重要である。短期的には収支改善と業務効率化に注力し、中長期的には、施設・設備の計画更新を進め、持続可能な医療提供体制の構築に取組み、地域ニーズに即した医療の提供と健全な病院経営の確立を目指す。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公立野辺地病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の北部上北広域事務組合リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。