埼玉県秩父市:秩父市立病院の経営状況(最新・2024年度)
埼玉県秩父市が所管する病院事業「秩父市立病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
秩父保健医療圏における急性期医療を提供する中核的な役割を担っています。現在、二次救急医療機関として救急輪番を年間200日以上担当し救急日に合わせて小児初期救急も行っています。また、公立病院として、地域に必要とされる高度医療として、MRIやCT等の医療機器を整備し医療環境の充実を図っています。その他、圏域では産科医療機関が1診療所のみとなっており、産科医療を確保するため、当院から助産師を派遣しています。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率令和4・5年度に100%を上回りましたが、令和6年度は外科の常勤医が2名から1名体制となり、主に外科の入院外来収益が減少したほか、費用については、職員給与費が増加したことにより100%を下回りました。②医業収支比率、③修正医業収支比率二次救急医療体制の堅持、地域に必要とされる高度医療等の不採算部門に関わる医療の確保など公立病院としての役割を果たしていることから100%を下回っていますが、他会計からの繰入金の依存度を下げるために本業である修正医業収支の改善を図る必要があります。④病床利用率165床のうち29床が休床のため平均値より低くなっていますが、病床利用率は収益確保の目安であることから稼働病床の利用率を上げていく必要があります。⑤入院患者1人1日当たり収益当院は平成26年度からDPC(包括支払い)制度を導入し、一般病床の看護配置7:1の入院基本料により算定していましたが、令和6年度診療報酬改定による基準の見直しにより、令和6年10月から7:1看護配置体制から10:1看護配置体制へ変更となり、今後、入院患者1人1日当たり収益は減少する見込となっています。⑥外来患者1人1日当たり収益令和6年度の当院の外来患者1人1日当たりの収益12,224円を上回っている診療科は、消化器内科、透析科、外科、内科、泌尿器科となっています。⑦職員給与費対医業収益比率令和6年度は、埼玉県人事院勧告に準じ給与改定を行い、職員給与費が対前年度比110,150千円(7.0%)増加した一方で、医業収益については、国の令和6年度診療報酬改定の影響により減少したため、職員給与費対医業収益比率は6.6ポイント増加しています。⑧材料費対医業収益比率ベンチマーク情報の活用等、価格交渉により改善しています。⑨累積欠損金比率平成30年度以降、累積欠損金が生じています。令和6年度末の累積欠損金が460,361千円になっています。累積欠損金を解消するために引き続き収入の確保と費用の削減により経営改善を図る必要があります。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率、②器械備品減価償却率ともに上昇傾向にあり、また、平均値を上回っているため、他団体に比べ耐用年数を超過した資産を多く保有しています。③1床当たり有形固定資産は、平均値を下回っており、過大な投資を行っていないと言えますが、建物については、更新時期を見据え、適正な維持管理を行い、医療機器については、耐用年数、使用状況を踏まえた更新を行っていかなければなりません。
全体総括
令和6年度は、外科の常勤医が2名から1名体制となったことや令和6年度診療報酬改定の影響を受け、入院外来収益が91,149千円減少した一方で、費用については、職員給与費が110,150千円(7.0%)増加した結果、純損益は▲131,088千円の赤字となりました。老朽化の状況では、経過年数40年に達した建物もあることから、新病院の建設について検討しているところです。施設、医療機器については、過大な投資をせず、整備後も将来の減価償却費の増大が負担にならないよう、計画的に行っていく必要があります。--ていくほか、減便等による業務量の縮小などを検討していきたい。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
秩父市立病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の秩父市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。