宮城県塩竈市:塩竈市立病院の経営状況(最新・2024年度)
宮城県塩竈市が所管する病院事業「塩竈市立病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2024年度
-1.41億円
前年差 -1.54億円
2024年度
-4.07億円
前年差 -1.89億円
2024年度
33.5億円
前年差 +1.43億円
2024年度
41,549件
前年差 -258件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2024年度
41,549件
前年差 -258件
2024年度
56,059件
前年差 -780件
2024年度
15.8億円
前年差 +5,198万円
2024年度
7.19億円
前年差 -96.5万円
地域において担っている役割
消化器系を中心に救急患者の受け入れをはじめとする急性期から回復期医療及びレスパイト入院まで幅広く対応しています。更に、在宅療養支援病院の認定を受け、訪問診療や訪問看護、訪問リハビリテーションなどの在宅医療の提供するなど、離島である浦戸諸島を含めた地域における地域包括ケアシステムの中心的な役割を担っています。又、新興感染症への対応のため、宮城県と感染症に係る医療措置協定を締結し、第一種、第二種協定指定医療機関の指定を受け、感染症受入病床の確保と発熱患者等の受け入れを積極的に行うなど公立病院の役割を担っています。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率、②医業収支比率、③修正医業収支比率については、人事院勧告等による給与費の増加や物価高騰による経費の増加が、医業収益の伸びを大きく上回ったため比率が悪化しました。しかし、いずれも類似病院及び全国平均を上回っています。収益では、⑤入院患者1人1日当たり収益は、回復期医療を中心に行っているため類似病院平均を下回っていますが、④病床利用率が類似病院を上回っており、収入の根幹である入院収益を確保しています。一方で、費用については、人事院勧告等による人件費の増加、診療体制拡充等による職員採用により⑦職員給与費対医業収益比率が類似病院及び全国平均を上回りました。⑧材料費対医業収益比率は、診療材料の見直し等により類似病院及び全国平均より低水準に維持している。さらに、⑨累積欠損金比率は、人件費等医業費用の増加に伴い純損失が発生したことで比率が悪化しました。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似病院平均値及び全国平均を大きく上回っています。これは建物などの更新が進まないことが主因であり、類似病院や全国と比較して施設の老朽化が著しく進行している状況です。②器械備品減価償却率は、減価償却累計額が増加したことにより、前年度より悪化し、類似病院平均値及び全国平均を上回りました。一方、③1床当たり有形固定資産額は、類似病院平均値及び全国平均を大きく下回っており、必要最小限の施設・資産で事業運営を行っている状況です。
全体総括
地域医療構想に基づき、病床機能の転換や病棟の再編を行い、地域包括ケア病棟の拡充、役割・機能の最適化、連携の強化、そして経営効率化に取り組むことで、地域の公立病院としての役割を果たしてまいりました。令和6年度には診療報酬がマイナス改定となる中、医業収益は前年度を上回ったものの、人件費の増加や物価高騰による経費の増加により、医業費用が収益を大きく上回りました。その結果、令和元年度の病床機能転換以降維持してきた追加繰入金なしの経常損益および純損益の黒字が赤字に転じることとなりました。今後も費用増加が予想される中、安全・安心な医療提供を継続するため、経営の健全化を図るとともに、深刻化している施設の老朽化への対応に向けた改修を進めてまいります。また、地域の医療・介護機関との連携を強化し、地域医療の中心的存在として期待される役割を積極的に担ってまいります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
塩竈市立病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の塩竈市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。