埼玉県蕨市:市立病院の経営状況(最新・2024年度)
埼玉県蕨市が所管する病院事業「市立病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当院は、市内で唯一の救急病院であり、分娩できる施設として、地域医療の重要な役割を担っている。不採算部門とされる小児科及び小児救急も行っており、公立病院としての役割を維持している。
経営の健全性・効率性について
令和6年度は、前年度と比較し入院収益では増となったものの、外来は患者数の減少により収益減となり、また、病院の経営状況を鑑み一般会計負担金を増額したが、前年度と同程度の損失を計上することとなった。収益減少と人件費の増による支出増が重なり、③修正医業収支比率は74.6%と前年度から大幅に悪化し、類似病院の平均を下回っている。一般会計負担金を増額したが減収及び費用増分を補いきれず①経常収支比率は100%を下回り純損失を計上することとなった。また、同様の理由により⑦職員給与費対医業収益比率も平均を上回る高水準となっている。なお、一般会計負担金について、繰出基準外の繰入は行っていない。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率、②器械備品減価償却率は、類似病院平均値を上回り、当院の有形固定資産は老朽化が進んでいると言える。当院は現在、建物の移転建替え計画を進めており、今後の器械備品や設備の更新については、整備事業の進捗に併せて慎重に検討していく必要がある。
全体総括
令和6年度は、患者数減少等による収益の減に加えて、人事院勧告に伴う給与費増の影響が非常に大きく経営に係る各指標が低い水準となった。⑨累積欠損金比率は類似病院平均を下回っているものの増加傾向である。今後は、経営の健全化のため④入院患者確保による病床利用率の上昇及び⑤・⑥患者1人1日当たり収益を上げていくことで⑦職員給与費対医業収益比率、⑧材料費対医業収益比率の改善等、効率的な病院運営に取り組んでいく必要がある。また、現在当院では老朽化した施設の移転建て替えを進めており、R6年度は新病院建設のための基本的な考えを示した「蕨市立病院整備基本構想・基本計画」を策定した。R7年度は基本設計を引き続き経営強化プランに基づき、当院の方向性と地域での役割予定しており、令和11年度の新病院開院を目指す。-を明確にし、地域が求める急性期を主体とした中核病院を目指しま-す。ていくほか、減便等による業務量の縮小などを検討していきたい。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
市立病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の蕨市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。