富山県上市町:かみいち総合病院の経営状況(2017年度)
富山県上市町が所管する病院事業「かみいち総合病院」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2017年度)
地域において担っている役割
当院は、中新川郡内唯一の公立病院として、必要不可欠な救急、周産期、精神、へき地への医療の提供といった、行政サイドからの要請を担っている。また、地域医療を確保するために必要な高度医療機器の整備も行っている。訪問診療、訪問看護に代表される在宅医療の機能を強化し、地域で生活する人々の安心の拠り所となっている。
経営の健全性・効率性について
平成29年度の決算分析は、医業収益に改善が見られた。前年度に減少していた延入院患者数が増加したことが大きい。前年度対比でみると、入院外来の一人1日当たり収益は大差はなかった。外来診療では、脳神経外科や小児科で延患者数が下回ったものの、入院での内科、整形外科、神経精神科の患者数が大きく増加したことにより、病床利用率が改善し、増収となった。平成29年度の入院経路実績は、年間入院数に対して約47%が外来からの入院、ついで紹介入院、救急車入院と続く状況であった。外来患者数の減少による外来からの入院率が減少しているため、先々を見据えて外来患者の獲得にも力を入れていきたい。入院経路別の増患対策は元より、一般病床に地域のニーズに応じて地域包括ケア病床を取り入れる検討をしている。病床利用率が向上したことにより、経常収支比率、医業収支比率、職員給与費対医業収益比率が改善されてきている。時間外手当等や委託料の増加、電気料金や灯油代の値上げなど、費用も増加傾向ではあるが、費用対効果を意識して経費率の改善を図り、健全経営への取り組みを継続したい。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率や機械備品の減価償却率は平均よりも高めであり懸念しているが、経常損益が赤字であることから、できるだけ修繕をし機械備品の利用年数を延伸するように努めている。必要な機械備品については計画的な機器の更新を行っており、優先順位などについて現場や経営会議等で常に検討している。また、1床当たり有形固定資産の指標も平均より高いが、高度医療機器の更新や電子カルテに対応するシステムの導入などを順次行っているためである。収益に対して高度医療機器の投資が大きく、経営への圧迫にもなっているが、中新川地区唯一の公立病院として診療を行うためには必要不可欠な機器への投資である。
全体総括
平成29年度は、経常収支比率も医業収支比率も病床利用率前年対比で上回っており、入院延べ患者の増による収益の増加が大きい。職員給与額医業収益比率や建設投資の状況は依然と良くはなく、建設投資や人的投資に対する回収がまだ十分ではないことが分かる。とはいえ、必要な経費を減らすことは困難なため、収益アップによる比率改善を目指したい。今後、国から示された新公立病院改革プランや地域医療構想策定ガイドラインに基づく計画値に添った経営が実現できるよう、医師確保に努力し、他医療機関との地域連携を密にしながら患者紹介率をあげるよう努める。限られた医療資源を最大限に活かしながら、地域包括ケア病床の導入や在宅医療・予防医療への一層の取り組みなどの対策を推し進めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
かみいち総合病院の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の上市町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。