愛媛県大洲市:大洲病院の経営状況(最新・2024年度)
愛媛県大洲市が所管する病院事業「大洲病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
急性期病床101床、回復期病床41床、結核病床8床を有する地域の中核病院。大洲喜多医療圏における救急輪番病院、八幡浜・大洲医療圏域における広域二次救急病院として、救急搬送からの受け入れを中心に救急医療を提供している。災害関係においては、原子力災害医療協力機関の指定を受けているほか、当院の公立病院災害医療コーディネーターを中心に、災害拠点病院の補助的役割として当該圏域の指導・調整を行っている。また、新興感染症の感染拡大時においては、圏域の患者に係る外来診療、病床確保、中等症患者の受け入れ等の対応を行っている。令和6年度より訪問看護ステーションを開設し、地域のクリニック医師やケアマネジャー、薬剤師等との連携を通じて、包括的な在宅医療を提供している。
経営の健全性・効率性について
入院患者数の増及び効果的なベッドコントロールにより、【④病床利用率】及び【②医業収支比率】、【③修正医業収支比率】は前年度と比較し改善されている。また、医業収益の増に加え、総務省の繰出基準に基づいた新たな繰入れを実施したことにより、【①経常収支比率】についても改善されている。【⑦職員給与費対医業収益比率】については、人事院勧告に基づく給与改定を行ったことから増加している。【⑨累積欠損金比率】は、平成30年度以降、純利益の計上により減少傾向にあったが、令和4年度以降の純損失計上に伴い増加している。
老朽化の状況について
現在の病院は竣工後30年が経過し、老朽化のため各設備において故障や不具合が生じているが、必要最小限の更新等により経営の健全化を図っている。平成30年度以降、県補助金を活用してMRI、CTのほか放射線及び人工透析関連機器等を更新したほか、令和元年度に病院総合情報システムの更新等を実施したことに伴い【①有形固定資産減価償却率】及び【②器械備品減価償却率】は一時的に大きく減少していたが、当該機器等の減価償却の進行に加え、設備投資の抑制を行っているため増加している。【③1床当たり有形固定資産】は、平成27~28年度に行った病床数の減床に伴い類似団体平均を大きく上回っていたが、病床規模を考慮した機器及び設備の更新等により、令和6年度決算においては平均値を下回っている。
全体総括
令和6年度の医業収益は増加しているが、今後は人口減少に伴う収益減が予測され、適切な病院規模を意識した経営を行っていく必要がある。また、老朽化した施設設備への対応、物価高騰や医師の働き方改革への対応など、病院経営を取り巻く環境は益々厳しくなると予測される。愛媛県が策定した地域医療構想に沿って、地域医療連携の推進、専門性の高い良質な医療サービスの提供に努めるとともに、働き方改革や新興感染症への対応等、持続可能な地域医療提供体制を確保するため、令和5年度に策定した市立大洲病院経営強化プランに沿った事業運営を実施していく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
大洲病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の大洲市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。