愛媛県大洲市:大洲病院の経営状況(2023年度)
愛媛県大洲市が所管する病院事業「大洲病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
大洲市
簡易水道事業
末端給水事業
工業用水道事業
大洲病院
公共下水道
農業集落排水
収録データの年度
2024年度2023年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
急性期病床101床、回復期病床41床、結核病床8床を有する地域の中核病院。大洲喜多医療圏における救急輪番病院、八幡浜・大洲医療圏域における広域二次救急病院として、救急搬送からの受け入れを中心に救急医療を提供している。災害関係においては、原子力災害医療協力機関の指定を受けているほか、当院の公立病院災害医療コーディネーターを中心に、災害拠点病院の補助的役割として当該圏域の指導・調整を行っている。また、新型コロナウイルス感染症等の新興感染症の感染拡大時においては、圏域の患者に係る外来診療、病床確保、中等症患者の受け入れ等の対応を行っている。在宅医療・介護のニーズに応えるため、令和6年度における訪問看護ステーションの開設に向け、所要の設備整備を行っている。
経営の健全性・効率性について
患者数及び医業収益の減少に加え、給与費の増加を主因とする医業費用の増加により【④病床利用率】、【②医業収支比率】及び【③修正医業収支比率】は減少傾向となっている。また、新型コロナウイルス感染症に係る補助事業の規模縮小等の影響により【①経常収支比率】は前年度に引き続き大きく悪化している。なお、【⑦職員給与費対医業収益比率】の増加は、医業収益の減少によるほか、令和2年度に導入された会計年度任用職員制度に伴う人件費の増加も一因となっている。平成30年度以降、純利益の計上により【⑨累積欠損金比率】は減少傾向にあったが、令和4年度以降の純損失計上に伴い増加している。
老朽化の状況について
現在の病院は平成6年度に竣工後約30年を経過し、老朽化のため各設備において故障や不具合が生じているが、必要最小限の更新等により経営の健全化を図っている。平成30年度以降、県補助金を活用してMRI、CTのほか放射線及び人工透析関連機器等を更新したほか、令和元年度に病院総合情報システムの更新等を実施したことに伴い【①有形固定資産減価償却率】及び【②器械備品減価償却率】は一時的に大きく減少していたが、当該機器等の減価償却の進行に加え、令和5年度における設備投資を大きく抑制したことに伴い再び増加している。【③1床当たり有形固定資産】は、平成27~28年度に行った病床数の減床に伴い類似団体平均を大きく上回っていたが、病床規模を考慮した機器及び設備の更新等により、令和5年度決算においては平均値を下回っている。
全体総括
新型コロナウイルス感染症による患者数の減少を主因とする収益減の一方、施設設備の老朽化に伴う設備投資等は増額しており、さらに燃料費をはじめとする物価の高騰や医師の働き方改革への対応など、病院経営を取り巻く環境は益々厳しくなると予測される。愛媛県が策定した地域医療構想に沿って、地域医療連携の推進、専門性の高い良質な医療サービスの提供に努めるとともに、働き方改革や新興感染症への対応等、持続可能な地域医療提供体制を確保するため、令和5年度に策定した市立大洲病院経営強化プランに沿った事業運営を実施していく。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
大洲病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の大洲市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。