高知県土佐市:土佐市民病院の経営状況(最新・2024年度)
高知県土佐市が所管する病院事業「土佐市民病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2024年度
-5.54億円
前年差 -2.79億円
2024年度
-8.04億円
前年差 -1.09億円
2024年度
0円
前年差 0円
2024年度
38,933件
前年差 +3,221件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2024年度
38,933件
前年差 +3,221件
2024年度
121,503件
前年差 +3,851件
2024年度
19.1億円
前年差 +2.43億円
2024年度
12.2億円
前年差 -1,197万円
地域において担っている役割
県内の保健医療圏中、中央西地域から高幡医療圏における中核拠点施設として、地域医療の確保と医療水準の向上に努めている。また、救急指定・災害拠点病院として、地域における高度医療の一翼を担う一般急性期型病院の使命から、特に救急応需・収容率の向上に努めている。また、高度・特殊・専門分野でもある透析治療や、糖尿病重症化予防、小児発達障害等の専門外来にも取り組んでいるほか、一次脳卒中センターの開設による診療体制の強化や、循環器内科医師の増員に伴い心臓血管病に対する治療強化を図っている。加えて、臨床研修協力型病院としても、地域医療研修医や専門医研修の受入も積極的に行っており、若手医師の教育養成や、派遣大学・病院との協力連携で将来の医師確保を見据えた活動に注力している。令和5年5月8日に感染症法上5類に分類された新型コロナウイルス感染症への対応では、入院協力医療機関として高知県と連携しながら速やかに入院調整をするなど、中核的な役割を果たしている。
経営の健全性・効率性について
病床利用率は4年度を底に回復傾向にあるが、コロナ禍前の水準には達していない。医業収益が増加する一方、給与費や材料費などの医業費用が増加したため、医業収支比率が悪化した。また、職員給与費対医業収益比率は平均値を上回っており、給与費が固定的に発生する中で収益の伸びが追い付かず、比率が悪化した。
老朽化の状況について
病院施設等は、改築供用から16年を経過し、経年劣化による改修や修繕が必要となるケースが増加している。資産の老朽化を示す減価償却率は49.7%と徐々に老朽化が進んでいる。6年度は電子カルテや、その他医療機器更新等を行い、1床当たり有形固定資産について昨年度までに引き続き平均値を上回った。医療機器だけでなく、施設設備の適正な管理・計画を行う必要がある。
全体総括
本分析表から、公立病院を取り巻く経営環境は引き続き厳しい状況にある。人口減少に伴い医療サービス需要は全体として減少傾向にある一方、救急医療や高齢者医療など地域に不可欠な機能の維持が求められている。また、現在のところ大規模な修繕等は生じていないものの、各所において施設の老朽化が進行しており、将来的な更新需要の動向について注視する必要がある。人材確保については概ね充足しているが、薬剤師については令和6年度に欠員が生じ、採用試験への応募もなく、引き続き確保が課題となった。さらに、近年の職員給与費の増加や物価高騰による営業費用の上昇もあり、今後は中長期的視点に立った経営運営が求められる。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
土佐市民病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の土佐市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。