千葉県匝瑳市:国保匝瑳市民病院の経営状況(最新・2024年度)
千葉県匝瑳市が所管する病院事業「国保匝瑳市民病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
地域医療構想において、匝瑳市を含む香取海匝地域では、回復期病床が不足することが見込まれている。このため、当院では引き続き急性期医療を担っていく一方で、高度急性期・急性期を脱した患者の受入れ体制を充実させていくことで、医療圏における当院の役割を担っていく。また、在宅療養支援病院として、24時間の往診・訪問看護を提供するとともに、介護老人保健施設を併設し、医療から福祉までの切れ目のないサービス提供を行っているところであるが、令和6年度からは地域医療部を組織して、訪問診療の充実を図っている。今後も市民が安心して生活できるよう、地域包括ケアの実現を目指して取り組んでいく。
経営の健全性・効率性について
令和元年度に経営改善の取組の成果が見え始めたところで、新型コロナウイルス感染拡大があり、患者数の減少とそれに伴う医業収益の減少により経営に大きな影響が出た。しかしながら、令和2年度、令和3年度については、コロナ関連補助金の受入れによる経常収益の増加により、経営の健全性を示す経常収支比率は100%を超え、令和4年度も98.4%とわずかな赤字にとどまった。令和6年度については、入院患者数と外来患者数は増加したものの、外来収益は減少した。医業収益は人間ドック等の医療相談収益が増加し、経常収支比率は92.9%となった。また、人事院勧告等に基づく給与改定による給与費増加の影響も大きく、医業収益に占める職員給与費の割合が92.9%まで上昇した。
老朽化の状況について
病院施設のうち第1病棟と管理棟のある建物は昭和46年築と最も古く、次いで総合受付・ロビーや外来部門の多くが配置されている建物が昭和48年築、第2病棟が配置されている建物が昭和59年築となっており、老朽化による漏えい箇所不明の雨漏り等により、一部診療業務や患者サービスの提供に支障が出ている。老朽化の進行度を示す有形固定資産減価償却率は類似団体との比較でも高い数値となっており、施設の老朽化が進んでいることを示している。老朽化の進行により、様々な部分で患者サービスに支障をきたしており、1日も早い施設更新が望まれるため、新病院の早期開院に向けて、着実に取り組んでいく。
全体総括
令和6年度の経営状況としては、入院患者数と外来患者数は増加したものの、外来収益は減少した。医業収益は医療相談収益等で増加し、収益全体では前年度より増収となったが、費用において給与費や経費が増加したことに伴い、赤字決算となった。引き続き、入院患者及び外来患者の確保に努め、医業収益の増収を図っていく。医業収益に占める職員給与費の割合が92.9%と上昇しているため、人員数適正化により、経営の効率化と黒字化に向けて取り組んでいく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保匝瑳市民病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の匝瑳市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。