千葉県匝瑳市:国保匝瑳市民病院の経営状況(2019年度)
千葉県匝瑳市が所管する病院事業「国保匝瑳市民病院」について、2019年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2019年度)
地域において担っている役割
地域医療構想において、当院が位置する香取海匝地域は、回復期病床が不足することが見込まれていることから、引き続き急性期医療を担っていく一方、高度急性期・急性期を脱した患者の受入れ体制を充実させていく。また、当医療圏内唯一の在宅療養支援病院として、24時間の往診・訪問看護を提供するとともに、介護老人保健施設を併設し医療から福祉まで切れ目のないサービス提供を行っているところであり、今後も市民が安心して生活できるよう、地域包括ケアの実現を目指していく。
経営の健全性・効率性について
経営の健全性を示す経常収支比率は97.3%、医業本体の収益性を示す医業収支比率は78.8%となっており、類似団体との比較では、医業収支比率が平均を上回っている。病院の経営改善の取組が実を結び、外来収益、入院収益ともに増加した。費用では、経費で材料費が増加となり、赤字決算は続いているものの、収支不足は大きく改善している。累積欠損金比率は増加している。病床利用率については、前年度より大きく増加した。職員給与費対医業収益比率は、医業収益の増加に伴い減少した。
老朽化の状況について
病院施設のうち第1病棟と管理棟のある建物は昭和46年築と最も古く、次いで総合受付・ロビーや外来部門の多くが配置されている建物が昭和48年築、第2病棟が配置されている建物が昭和59年築となっており、老朽化による漏洩個所不明の雨漏り等により、一部診療業務や患者サービスの提供に支障が出ている。老朽化の進行度を示す有形固定資産減価償却率は類似団体との比較でも高い数値となっており、施設の老朽が進んでいることを示している。器械備品減価償却率については、毎年医療機器の計画的な更新を図っているものの、年々上昇しており、全体的には老朽化が進んでいる状況である。
全体総括
令和元年度の経営状況は黒字には至らなかったものの病床数削減による経営の効率化などの改善策が実を結び限りなく黒字に近いものとなった。新規の診療報酬加算の取得による外来診療単価の向上など、収益が増える仕組みづくりを行ったことにより引き続き増収効果が得られるが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響は避けられない状況となっている。器械備品の老朽化についての対応としては、市民への医療サービス向上の理念のもと、経営とのバランスを考慮しつつ、計画的な医療器械の更新を行っていく。今後も経営の黒字化と効率化に向けて更なる収益増加に関する検討と経費の削減に努めていく。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保匝瑳市民病院の2019年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の匝瑳市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。